釣った魚で作る「煮付け」レシピ:オナガクロの黒糖煮 コク深いタレと相性抜群
初夏の磯釣りで人気のオナガ(クロメジナ)。刺し身はもちろん、煮ても焼いても美味い。今回は「オナガの黒糖煮」を紹介する。
オナガクロの食べごろサイズ
食べごろサイズは30cm前後の小型。このサイズだと脂が少ないため、煮付けに向いている。逆に40cmを超すものは生食がおすすめだ。
オナガクロの持ち帰り方
持ち帰り方は2通り。単純にいえば、小型は絞めずにクーラーに収納。中~大型の生食用はナイフなどを使って絞めたほうが「身持ち」がいい。
オナガクロの下処理
持ち帰ったオナガはウロコを剥ぎ、頭とワタをとって下処理。あとは2枚におろしておく。
半身を使用
オナガクロを2枚におろしたあと、背骨がないほうは、ひとまず保存。塩焼きなど好みの料理法で。今回は骨付きのほうを使用する。
黒糖登場
準備ができたら、黒糖を用意。グラムにすると50g前後。市販で粒状のものだと、4~5個(欠片)。これを小さく潰しておく。
煮付け
最後は煮付け。まずは魚を霜降りし、調味料を加えていく。割り下は水1、濃口しょう油1.みりん1。これに黒糖を加えて煮詰めればできあがり。一般的な煮付けよりもコクが出やすいうえ、タレの詰まり方が早い。まさに日本の味だ。
<松田正記/TSURINEWSライター>