<静岡県高校総体サッカー速報>浜松開誠館と藤枝東が決勝進出。静岡学園はPK戦で敗れて3連覇ならず
静岡県高校総体サッカー男子の準決勝が6月1日、藤枝総合運動公園サッカー場で行われ、浜松開誠館が9年ぶり、藤枝東が2年連続の決勝進出を決めた。優勝候補の筆頭だった静岡学園はPK戦で浜松開誠館に敗れて3連覇ならず。新人戦、選手権予選を含めた県大会の連続優勝は6大会でストップした。
浜松開誠館は0−0からのPK戦(4−3)で静岡学園を撃破した。序盤から絶対王者と互角以上の戦いを演じ、後半終盤にはネットこそ揺らせなかったものの立て続けに決定機をつくった。PK戦では相手の3人目のキックが外れ、5人目のキックをGK吉田壮馬(TSV四日市1973)がセーブ。熱戦に終止符を打った。
藤枝東は磐田東に1−1からのPK戦(5−3)で競り勝った。相手の圧力を受けた立ち上がり6分、磐田東のFW高田心羽(ブリンクFC)にループシュートを決められて先制を許したが、藤枝東は後半36分、MF泉孝太郎(FC東京むさし)がFKを蹴り込んで追いついた。PK戦では藤枝東は5人全員が成功した。
決勝は6月7日13時半からエコパスタジアムで行われる。