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『グーニーズ』メンバーが数十年ぶり再集合、続編の実現希望 ─ キー・ホイ・クァンの最新作セレモニーで

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キッズ・アドベンチャー映画の最高峰『グーニーズ』(1985)のメンバーが、数十年ぶりに直接の再集結を果たした。

2025年2月3日(現地時間)、『グーニーズ』でデータ役を演じたキー・ホイ・クァンの主演映画『ラブ・ハーツ(原題)』のプレミア上映にあたり、クァンの手形・足形の披露セレモニーがTCLチャイニーズ・シアターにて開催。ブランドン役を演じたジョシュ・ブローリン、チャンク役のジェフ・コーエン、アンディ役のケリー・グリーン、マウス役のコリー・フェルドマン、そして脚本のクリス・コロンバスが登壇した。

なお、製作総指揮のスティーブン・スピルバーグは休暇中のため出席が叶わなかったが、ブローリンがスピーチのなかでスピルバーグからのメッセージを代読した。

同じく出席は叶わなかったが、マイキー役のショーン・アスティンは『ラブ・ハーツ』に出演し、クァンと40年ぶりに再共演。また、コーエンは現在クァンの弁護士を務めている。映画のプロモーション映像でも「『グーニーズ』の3人が同じ現場にいるなんてクールだよ!」とをあらわにし、名ゼリフ「Goonies Never Say Die!(グーニーズは絶対に死なない)」で締めくくった。

なお『グーニーズ』のメンバーは過去にも再集結しており、2020年4月、新型コロナウイルスの対策支援としてチャリティを呼びかける「Reunite Apart」にて、メインキャストやスピルバーグ、監督のリチャード・ドナーらがに花を咲かせた。

ただし当時はZoomでの再会だったため、リアルでの集結は久々。前回の集結については記憶が曖昧なようで、クァンいわく“少なくとも20年前”、フェルドマンいわく“公開当時の40年近く前”だという。

待望されている『グーニーズ』の続編について、クァンは「続編はないのか、というのは人生で最も聞かれた質問のひとつ。ぜひ実現してほしい」と米に語った。また10年ほど前、フェルドマンはアスティンとともに続編を構想し、ドナーや、スピルバーグの製作会社アンブリン・エンターテインメント、コロンバスのチームにプレゼンをしたという。

「素晴らしいアイデアで、ドナーも大興奮でしたが、すぐに笑顔が消えて、“『グーニーズ』の続編だぞ、予算がかかりすぎる”と言うんです。“私は小規模でやりたい、登場人物の現在を描きたいんだ”と。こちらは“OK、そうしてください。あなたがボスだから”と答えました(笑)。」

もちろん、フェルドマンも続編には変わらず積極的。「Goonies Never Say Die!」を引用しながら「希望はあるよ」とオープンな姿勢を示している。

米が2025年1月に報じたところによると,ワーナー・ブラザースは同社が保有する主要IP(知的財産)として、『グーニーズ』の新企画を開発している模様。企画の詳細は明かされていないものの、前向きな気持ちでいるキャスト陣の関与も含めて今後を注視したい。

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