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全身で多摩美の森を満喫 子ども体験会に80人超

タウンニュース

芋を焼く焚き火に薪を投げ入れる参加者

麻生区市民健康の森(麻生区多摩美)で4月5日、麻生多摩美の森の会(小田桐浩会長)が主催する「多摩美の森春のこども作業体験会」が開催され、多くの親子が参加した。

普段は畑の整備や木の伐採、敷地内のパトロールなど、多摩美の森の保全活動を行っている同会。子どもたちが自然にふれ、遊べる機会を提供しようと、例年春と秋に体験会を実施している。

今回は、80人ほどが参加。葉や木材などを活用した工作や焼き芋作りなど、全身を使い自然の中での活動を楽しんだ。家族と共に参加した板垣友悟ちゃん(4)は「工作は難しかったけれど、一番楽しかった」と笑みを浮かべた。

敷地内の畑ではサトイモの植え付け体験も実施。同会会員によるイモの植え方、成長段階についての説明に、子どもたちだけでなく大人も興味深げに耳を傾ける姿が見られた。

小田桐会長は「5歳前後の参加者が多いので、皆が楽しめる企画を用意した。今の子どもたちは今回のような体験をする機会が少なくなっている。喜んでいる声も聞くことができて良かった」とうれしそうに語った。

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