魔法のような空間へようこそ! 下関市「菓子工房ACIBADEM(アジバーデム)」
皆さん、甘いもの好きですか?今回ご紹介するのは、山口県下関市田中町にある小さな素敵なお店「菓子工房ACIBADEM(アジバーデム)」。
不思議な名前の響きと、その独特な雰囲気で訪れる人を魅了するこのお店は、ただのスイーツショップではありません!さあ、魔法使いのような空間を覗いてみましょう。
ここはお菓子屋さん?それとも魔法のお店?
山口県下関市田中町にある菓子工房「ACIBADEM(アジバーデム)」(山口県下関市田中町4-8)。
初めて訪れる方は、きっと思うはず。「ここは何のお店だろう?」と。
ドライフラワーが窓辺を彩り、店内からは甘い香りが漂う……それは、まるで物語に登場する魔法のアトリエのよう。
店名の「ACIBADEM(アジバーデム)」も聞き慣れない単語で、さらにその魅力を引き立てています。
実はここ、お菓子屋さんとお花屋さんが一緒になったお店なんです!
「菓子工房ACIBADEM」を運営する女性店主(写真左)さんと、お花屋さん「moco Desain room」の店主(写真右)さんが一緒にこの空間を作り上げています。
トルコから届いた風と味:店名の由来に隠された秘密
店主さんにお話を伺ったところ、「ACIBADEM」という名前はトルコの街の名前に由来するそうです。
「アジ」:青い(未熟な状態)「バーデム」:アーモンド、つまり、アーモンドの実がまだ熟していない青い段階を表す言葉なのだとか。
トルコで暮らしていた経験をお持ちの店主さんは、以前住んでいた街名をお店の名前にしたそうです。その影響から、店内にはトルコ雑貨がたくさん!
特に目を引くのが、窓辺に飾られていたトルコのお守り「ナザールボンジュウ」。美しい青いガラスで作られたこのお守りは、嫉妬や妬みから守ってくれると言われています。
スイーツが織りなす魔法:焼きたての香りが心を包む
店内に足を踏み入れると、まず鼻をくすぐるのはバターの芳醇な香り。店を訪れた小さなお子さんが「焼きたてのお菓子の中に入ったみたいー!」と歓声を上げるのもうなずけます。
そんな素敵な香りに誘われるまま、ショーケースに並ぶスイーツをチェックしていきましょう!
当日のメニュー例(※取材時のものです)
ガレットブルトンヌ(270円)抹茶マドレーヌ(240円)ピスタチオパウンド(350円)ガトーショコラ(320円)レモンケーキ(320円)マカロン(240円)ラムレーズンサンド(320円)苺サブレ(220円)シンプルサブレ(180円)カラフルクッキー(270円)フロランタン(270円)モカパウンド(280円)クリスマスクッキー缶(1000円)
写真映え抜群の「クリスマスクッキー缶」やしっとり濃厚な「ガトーショコラ」など、どれも目移りするラインナップです。
ガレットブルトンヌ 270円
ガトーショコラ 320円
レモンケーキ 320円
ラムレーズンサンド 320円
フロランタン 270円
クリスマスクッキー缶 1,000円
可愛い缶に入ったクッキー。もちろんお菓子も可愛いですが、缶も可愛くてお菓子を食べ終えた後も大切な物を入れることができ、想像が膨らみますね♪
筆者が取材をしている間にも、次々とお客様が来店し、30分ほどでスイーツが完売!これほど地元で愛されているのも納得です。
訪れる際は、ぜひ開店直後を狙うのがおすすめ。完売情報はInstagramで発信されるので、事前チェックもお忘れなく。
お花と雑貨が彩る特別な空間
このお店の魅力はスイーツだけではありません。店内にはドライフラワーや蝶の飾りがいたるところに配され、訪れる人を楽しませてくれます。ぜひ、実際に足を運んでみてこの素敵な魔法の空間をお楽しみください♪
蝶は縁起物とされ、ちょっとした場所にも隠れているので「探す楽しみ」も味わえます。
そして、スイーツが完売すると、次は店内の器や雑貨が主役に。
ここでもトルコの影響が色濃く、「ナザールボンジュウ」がデザインされた器が目を引きます。どこを見ても美しく、写真を撮りたくなるものばかりです。
お菓子が売り切れたのは淋しいけれど、食器がじっくり見られるのもまた楽しみの一つだったり…
足を運んでほしい、特別な空間
お菓子を楽しんだ後は、ふとお花屋さんや雑貨を眺めるのも素敵な過ごし方。お花屋さんの「moco Desain room」はデザイン事務所としても活動しており、どこを切り取っても絵になる空間づくりがされています。
魔法のような空間で、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ一度、山口県下関市の「菓子工房ACIBADEM」へ足を運んでみてください!