J2得点ランク3位、藤枝MYFCの矢村健「最終節は泥くさくても格好悪くても勝ち切る」。クラブのJ2通算100号狙え!
矢村「ゴール取ってなんぼ」という覚悟持てた1年
J2藤枝は11月10日にアウェーで秋田とのシーズン最終戦に臨みます。FW矢村健選手はここまで全37試合に出場。途中出場3試合、途中交代も4試合だけと、ほぼフルでピッチを駆け回ってきました。クラブは昨季J2に昇格してからここまで99ゴール。エースはシーズン“皆勤”とJ2クラブ通算100号が懸かる一戦で、7試合ぶりの勝利を誓います。
一問一答
ーシーズン最終戦を迎える。
「勝つだけしか考えていないですね。(前節岡山戦は)ミスを恐れず前に出ていって、ミドルシュートやクロスで終わるというところが足りませんでした。(今節は)相手が嫌がる攻撃をどんどん出していきたいです」
ーここまで全試合出場中。手応えは。
「前半戦はなかなか点が取れない中で、ベンチ外になってもおかしくない立場でした。使い続けてくれた須藤監督やゴールを待ってくれるサポーター、チームメートがあってこそ今の結果があると思っています。
ただ、自分としては全試合出場はあまり意識していなくて、目の前の1週間、次の試合に目を向けて食事やケアも含め取り組んできたことの積み重ねだと思います」
ーここまで得点ランク3位の16ゴール。受け止めを。
「前半戦でもっと取っていたらどうだったかなという思いもありますが、今ゴールを取れているという結果は評価しています。成長や実力もあると思います。それも踏まえた上で、起用してくれる人や応援してくれる人がいてこその結果だと思います。
ただ、最近は自分のゴールでチームを勝たせられていません。最終戦はどうあがこうと、泥くさくても格好悪くても勝ちきりたいなと思います」
ーエースという立場で1年間戦った。
「あんまりエースと言われるのは好きではないですね(笑)。自分の中で意識はなかったですけど、FWとして『常に自分が決めてやる』『ゴール取ってなんぼ』という覚悟をもてた1年の結果だと思います。ただ、決して満足することはないですし、ここからが勝負だと思っています」