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【天竜区・さいとうラーメン】70年以上家族で守る味と新メニュー「焼き飯」~新間いずみ1万円ひとり旅~

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

浜松市天竜区の二俣で70年以上の歴史を持つ「さいとうラーメン」は、懐かしいホッとする味を家族で守るラーメン店。新メニュー「半焼き飯」はラーメンとぜひ一緒に頼んでほしい逸品です。

【画像】さいとうラーメンのメニュー画像も! この記事のギャラリーページへ

静岡発のアイドルグループ、fishbowl(フィッシュボウル)の新間いずみが、予算1万円で行きたいところに旅をする「新間旅」。掛川・天竜編です。

1970年創業 家族で守る懐かしい味

旅の予算は残り1260円。

天竜の大自然を体いっぱいに受けリラックスできたところで、夜ご飯を食べたいと思います。

サウナの後のサメシ選びは重要。

再びレンタサイクルで山間部を降りていきます。

行きで登ってきた山道も帰りは下り坂が増え、サウナの力なのか体がとても軽く感じました。

サウナで汗もかき、これだけ自転車もこげばお腹はペコペコです。ご飯を求めて自転車を走らせること約20分。

さいとうラーメン」に到着です。

さいとうラーメン(浜松市天竜区二俣町二俣)

さいとうラーメンには以前、私の所属するアイドルグループ「fishbowl」のメンバーと浜松でのお仕事帰りに一緒に来たことがありました。

浜松市出身メンバーの大白桃子はプライベートでも訪れるらしく、話はよく聞いていたので浜松のラーメン屋さんといえば思い出す店の1つです。

店主の娘・齋藤亜希さんによると、さいとうラーメンは1970年創業。2024年で74年目を迎えます。

亜希さんの大叔父がラーメンの屋台を二俣で始め、その後、弟である祖父が屋台を受け継いだそうです。

現在の場所に店を構えてから父母が3代目となり、長い間、家族でお店を大切にしてきました。

人気ラーメンと「焼き飯」

人気メニューは、定番の「しょうゆラーメン(800円)」と「しょうゆワンタンメン(900円)」。

あまり他のラーメン店で見ない「みそワンタンメン(950円)」もおすすめです。

“みそ”のワンタンメンは確かに見たことないかも

店主のこだわりメニューは「半焼き飯(300円)」。チャーハンではなく焼き飯です。

チャーハンとの違いは卵を入れるタイミングで、焼き飯は卵が後入れなのだそう。

この焼き飯は2023年から始まったのですが、こちらもお客さんに好評だそうです。

人気メニューの「しょうゆラーメン」と「半焼き飯」を注文しました。

「しょうゆラーメン」(800円)
色は濃い目ですがあっさりスープの

しょうゆラーメンはスープの色が濃く、のり、なると、ネギ、メンマが乗ったシンプルな見た目。

実際食べてみるとスープは見た目とは裏腹にあっさりとしていて中華麺にしっかり絡みます。

どこか懐かしさを感じ、昔ながらのラーメンという言葉がピッタリでした。

スープにはとんこつ、鶏ガラのほかに、キャベツ、タマネギ、ニンジンなどの野菜やシイタケを使っているのがポイントだそうです。

できるだけ地元のお店から仕入れているということも教えてくれて、二俣への愛を感じました。

こだわりの焼き飯は、注文したときは「焼き飯とはいえチャーハンでしょ」という気持ちでいましたが、一口食べてびっくり!

店主こだわりの「半焼き飯」(300円)

まさに「焼き飯」という名がふさわしい味でした。

優しい味でこれは絶対ラーメンと一緒に食べるべき。いや単品でも食べるべきだと思いました。

皆さんにも「これぞ焼き飯!」と納得できる味を、実際に感じてみてほしいです。

[しょうゆラーメン 800円]
[半焼き飯 300円] のこり160円

優しい人に出会えた旅

ラーメンで心もお腹も満たして再び天竜二俣駅へ自転車で帰ります。

約3分で駅に着きました。自転車も慣れたものです。

天竜二俣駅でレンタサイクルを返却し、ここで旅は終了。

ラーメンで膨れたお腹を揺らしながら、無事旅が終わることにホッとしました。

天竜二俣駅で旅は終了

今回の旅でも、たくさんの優しい方々に出会いました。

掛川城の忍者ガイド・小澤さんにお茶の戸塚先生、天浜線の岡山さんに転車台カレーの渥美さん。サウナ天竜のあつあつ君に、さいとうラーメンのご家族。

出会った人たちの顔を思い浮かべながら帰途につきます。

すてきな人ばかりでした

やっぱり静岡は良いところ。静岡市在住ですが掛川市も天竜区も、いつか住もうかなと思うほどでした。

■店名 さいとうラーメン
■住所 浜松市天竜区二俣町二俣1573
■営業時間 11:00〜14:30 17:00〜21:00
■定休 火
■問合せ 054ー925ー3723
■駐車場 あり

取材/新間いずみ

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