富士市の大人気給食デザート「サイダーかん」を作ってみました!
皆さん、こんにちは!SBSアナウンサーの影島亜美です。
さて、4月に入り、新学期を迎えた子どもたちも多いと思います。皆さん、“学校”といえば何を思い浮かべますか?
教室や黒板、運動会に文化祭など、思い出すといろいろありますが… 給食の時間を楽しみにしていた!という人も多いかと思います。
先日、SBSラジオ「サタデービューン」ピックアップビューンのコーナーで、わたしも大好きな地元富士市限定の給食メニュー“サイダーかん”の話題を取り上げました!
サイダーかんとは、ズバリ!サイダーを寒天で固めたもの。材料はサイダー、メロンシロップ、砂糖、粉寒天など。溶かした寒天液にサイダーを入れて、冷蔵庫で冷やして固めて作ります。
緑色で気泡の入った、四角いゼリー状のデザートです。寒天なので、プルプルとしているのですが、口にいれるとサイダーのしゅわしゅわとした食感がして、私が通っていた小学校でも大人気メニューでした。
普段はあまり多くの量の給食を食べられないよ〜という子も、おかわりのじゃんけんに参加するくらいの人気だったんですよ!
提供されるのは夏の時期、7〜9月にかけて。私の小学校では、カレーのデザートとして提供されることが多かったです。カレーを食べたあとに、しゅわしゅわあまいサイダーかんを食べると、最高なんですよ!
人気の給食デザートなので、子どもたちからリクエストがあると、まれに夏以外の季節にも提供されるそうです。
サイダーかん、長い歴史があります!
給食メニューとして初登場したのが、昭和40年代。50年以上にわたって、子どもたちから絶大な人気を誇ってきたんです。
学校給食を担当していた当時の調理師さんが、暑い時期に、子どもたちに涼しげなデザートを提供したい!という思いで作りはじめたそうです。
サイダーかんを初めて食べる、洋輔さんの反応は?
パーソナリティの洋輔さん(御殿場市出身)にも味わってもらおうと、自宅でサイダーかんを作って、スタジオに持っていきました。
影島:召し上がってください!
洋輔さん:ぴりぴりする。これがサイダーの炭酸か…!弾力があって美味しい!
寒天に閉じ込められたサイダーの炭酸に驚きながらも、美味しく食べてくれました。
富士市のウェブサイトに作り方が公開されているので、それを参考にして作ってみました。子どもたちからの要望で「給食だより」に作り方を掲載している学校もあるんですよ!
おいしく作るポイントは“52℃”
作り方は簡単なのですが、美味しいサイダーかんを作るにはポイントがあります!
それは、寒天液を“52℃”までしっかりと冷ましてから、サイダーを入れること。
寒天が固まる温度は40℃。52℃の寒天液に、ひんやりとしたサイダーを入れることで温度を下げ、できた気泡を固めるというしくみです。
自宅でも簡単に作れるので、お子さんと一緒に作るのも楽しいと思います。皆さんもぜひ、サイダーかん作りを楽しんでみてください!
4月からも楽しく、ゆったり過ごしましょう〜!