「情熱の物語があります」豪華キャスト&制作陣が集結した特別映像が解禁『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』
映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』の撮影秘話を語る豪華特別映像と日本限定の新ポスタービジュアル3種が解禁となった。
実の息子も登場する特別映像
今回解禁となったのは、ケイト・ウィンスレットを始め、アンディ・サムバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、マリオン・コティヤール、ジョシュ・オコナー、アンドレア・ライズボローなど、ケイト自らのキャスティングで本作出演が実現した豪華キャストと制作陣が集結した特別映像。
約10分に及ぶ映像には、見応え&聴き応えたっぷりの情報が詰め込まれており、彼らが明かすリー・ミラーについて、そして本作の持つ力強さについて存分に堪能できる。
さらに、本映像にはリー・ミラーの実の息子であるアントニー・ペンローズも登場する。「母を突き動かした思いや、恐怖に負けなかった理由が描かれています」と息子から観た母の生き様を明かし、本作の根底にはリーの「情熱の物語があります」と、本作で描かれるリー・ミラーについて語っている。
映像では、初公開となる本編シーンやメイキング映像も満載で、マリオン・コティヤールは戦争が激しさを増すパリの自宅で、やせ細り、やつれた姿で悲しみを纏う衝撃のシーンでは、「リーは、友人たちの身に起きたことを知るの」と物語を振り返る。
本編ではリーが記録した本物の写真も使われており、ダッハウ強制収容所や、ライプツィヒ市長の娘の写真を記録したシーンも描かれているが、中でも80年前の4月30日、ヒトラーが自殺を図ったその日、ミュンヘンのヒトラーのアパートを取材したリーは、アパートの浴室で自らが浴槽に入り写真を撮らせる、という印象的な場面も鮮明に映し出される本編シーンには注目だ。
本作において、最も象徴的と言えるこの場面についてケイトは「ヒトラーの浴室の場面は不可欠だった。アパートには米兵が侵入しパーティー中。実際の写真を忠実に再現したの。リーがバスマットに付けたダッハウ(強制収容所)の泥までね。」と撮影の裏側を明かしている。
日本限定の新ポスタービジュアル3種も解禁
あわせて、日本限定の新ポスタービジュアル3種も到着した。
力強い眼差しで物事を捉えようと見据えるケイト演じるリーの姿や、起こっている真実を記録し伝えようと衝動的に走り出すリーの姿、そして戦地で横になり自身のトラウマや戦争の残虐さと葛藤するリーの、情熱的な心をもったリーの様々な心情を切り取ったビジュアルとなっており、観る者を惹きつけてやまない。
「リーは女性が求める情報を熟知し、自身が理想とする女性像があった。女性らしさと力強さを併せ持つ人だったの。決して自分をごまかさない人だった。そこにパワーを感じるわ」と明かすその言葉からは、ケイトが本作にかけた情熱と想いが伝わってくるはずだ。
『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』は5月9日(金)TOHOシネマズシャンテほかROADSHOW