冬の風物詩「雪つり」設置 厚木市棚沢 常昌院
「東国花の寺百ヶ寺」として知られる常昌院(厚木市棚沢)に、12月初旬から松の木に「雪つり」が施された。
「雪つり」は樹木の枝を縄や針金を使ってつり、雪の重みで折れないように補強するもの。石川県の観光名所「兼六園」に設置されたものが有名で、冬の始まりを告げる風物詩として多くの観光客が足を運ぶ。
常昌院では雪つりを始めて4年目。職人が松の枝を整えるのに1週間、支柱として使用する真っすぐに育った竹を裏山から切り出し、1本の松の木に50本の縄をかけて整えるのに1週間ほどかかるという。