国道8号沿い 新湊の道の駅がリニューアル! 広々フードコート新設、キッズスペースも【道の駅まるごと射水】白エビ・カニグルメ充実で子供と遊べるドライブスポットに
国道8号沿いの射水市新湊エリアにある道の駅が、「道の駅まるごと射水」と名称も新たにリニューアルオープンしました。
これまで営業してきた道の駅は「物産館」として土産物の売り場を拡張し、隣接する場所に「食遊館」を新設。新湊名物のシロエビやカニが食べられるフードコートは広々とした新棟となって、ゆったりとグルメを楽しめるようになりました。
さらに、子育て世代にもうれしいキッズエリアも充実。
新湊エリアの観光・ドライブやちょっとした子供連れのおでかけに、今まで以上に使い勝手がいい道の駅になりそうです。
国道8号沿いアクセス抜群「道の駅まるごと射水」
「道の駅まるごと射水」があるのは、富山県を東西に走る大動脈、国道8号沿いの射水市新湊エリア。
北陸自動車道の小杉ICから新湊港方面へと向かう国道472号と交わる鏡宮交差点のすぐそばで、周辺にはホテルやスーパー銭湯もあり、観光客やビジネス客はもちろん、普段使いの移動の際にも利用しやすいロケーションです。
「『まるごと射水』は、小・中学生に公募して選ばれた名称なんです。射水の観光もグルメもまるごと楽しめる道の駅にしていきたいですね。射水の玄関口、ここを拠点に射水観光を楽しんでもらえたらうれしいです」(副田智之支配人)
リニューアルした「道の駅まるごと射水」は、新湊博物館を挟んで2棟にわかれています。
これまで「道の駅カモンパーク新湊」として営業してきた建物は、お土産売り場に特化した「物産館」に。そして、旧新湊農村環境改善センターだった場所が、新しく「食遊館」に生まれ変わりました。
フードエリア「食遊館」 広々スペースで子連れもゆったり
その名のとおり、食べて遊んで楽しむことができる「食遊館」。
新湊名物のシロエビやカニなどを楽しめるフードコートやカフェやこちらに移り、広々としたスペースでゆっくりと食事を楽しむことができるようになりました。
いみずキッチン/8:00~19:00(L.O. 18:30)
メインの食事スペースになるのが、正面から入って左手にある「いみずキッチン」。
県内有数の漁港を備える新湊エリアだけあって、自慢の新鮮な魚介をたっぷり使った海鮮丼や寿司はもちろん、うどん・そば、ラーメンなどの麺類や定食を楽しめます。
なかでも注目したいのは、新湊の名物であるシロエビやカニを使ったグルメ。一般的な飲食店などに比べるとややリーズナブルな価格設定で、道の駅ならではのお手軽感があります。
うどんのだしで中華麺を食べる地元グルメ「かけ中」や、お子さまランチ、お子さまカレーなどのメニューも。
射水市が養殖に取り組む「いみずサクラマス」を使った海鮮丼やパスタもあって、おいしく味わいながら地域の食育にもつなげられそうです。
いみずCAFE/10:00~17:00
正面から入って右手には、「いみずCAFE」。
こちらはスナックメニューが中心で、全国的にも話題になった「白エビバーガー」をこれまでと同じように販売しています。
「道の駅に合わせ、バーガーもリニューアルしました。地元で人気のパン屋さんに作ってもらったもちもち食感のバンズ、揚げたての白エビ、玉子たっぷりのタルタルソース…これまでとひと味ちがうおいしさを楽しんでもらいたいです」(いみずCAFEスタッフ)
バーガーのラインナップには新しく「いみずスペシャルバーガー」も加わりました。
こちらは昆布入りの特注バンズに養殖サクラマスのフライと白エビのから揚げを挟んでいます。カリッと強い甘みの白エビとほっくり脂ののったサクラマス。どちらも食べたい人にはこちらがオススメです。
ほかにもピザやたこ焼き、コロッケなどのお手軽メニューや、ちょっと変わったところではワンハンドで富山の名物を楽しめる「揚げかまぼこ串」なんてのも。
ジェラートやパフェなどのスイーツメニューも充実しています。
「食遊館」の外には屋根付きのオープンテラスもあり、天気がよければ、北アルプス立山連峰を眺めながらのカフェタイムを楽しめます。
大きな木製遊具のあるキッズスペース
そんな「いみずキッチン」と「いみずCAFE」をつなぐように、「食遊館」入ってすぐのところに設けられているのが、小さな子供が遊べるキッズスペースです。
キューブ型のユニットを組み合わせた木製遊具で、ジャングルジムのように登ったり、すべり下りたり、穴をのぞいてみたりと、小さな子がワクワクする仕掛けがたくさん。すぐそばにはテーブル席もあって、保護者は遊ぶ子供を見守りつつ、グルメを楽しむこともできます。
ドライブの途中に立ち寄って親子でリフレッシュするのはもちろん、遊具を目指して普段使いしてもよさそうです。
自動販売機にはジュースのほかに紙おむつ・ウェットシートも
キッズスペースの自動販売機では、ジュースと一緒に紙おむつとノンアルコールタイプのウェットシートが売られています。
子供と出かける時の必需品ですが、うっかり忘れてしまったり、十分に用意していたつもりでも足りなくなってしまったりすることがありますよね。
紙おむつは1枚から買うことができて、ドライブ中に慌てる心配もなさそうです。
もちろん、おむつ替えや授乳に使えるスペースも設けられています。
ちなみに、もうひとつの「物産館」横にある「道路情報館」にもベビーケアルームがこれまで通り設けられています。
利用時間は9:30から15:50までですが、こちらも広々としていてゆっくりとおむつ替えや授乳することができます。
「物産館」の土産物エリアはこれまでの1.8倍に
これまで「道の駅カモンパーク新湊」だった建物は「物産館」としてリニューアルしました。
土産物売り場はフードコートと建物をわけあっていましたが、このリニューアルによって売り場面積がぐんっと約1.8倍に広くなりました。
物産コーナー/8:00~19:00
海産物、ます寿し、菓子、雑貨のほか、産直野菜など約6000種の商品がずらり。射水市はもちろん富山県内各地の特産品も並びます。
土産物はもちろんですが、普段使いの買い物にも利用できそう。
オリジナル新商品「白エビあられ」「まるごと射水煎餅」
「道の駅まるごと射水」のオリジナルの商品も新登場。
国産もち米100%、シロエビの風味がほのかに香る「白エビあられ」や、道の駅のロゴ入り煎餅はここでしか買えないレア商品です。
物産館にも「jigen coffee」 カフェタイムを満喫
「物産館」の一角にもカフェコーナーが設けられていて、500円のホットコーヒーやホットティなどのドリンクメニュー、そしてマフィンなどのスイーツを提供しています。
「食遊館」のにぎやかな雰囲気とは違い、こちらは洗練された雰囲気。まったりとしたカフェタイムを楽しめそうです。
今後、メニューはもっと増えていくんだとか。
富山湾の魚が優雅に泳ぐ姿も…
従来から人気だった大きな水槽は「物産館」の一角に残っていて、よりきれいに鑑賞できるようになりました。
取材でお邪魔した日は、カハワギ、タイ、コチ、アジなどが優雅に泳いでいて、魚が大好きな人は必見! ちょっとした水族館気分を楽しめます。
射水をまるごと学べる「射水市新湊博物館」
「物産館」と「食遊館」の間には「射水市新湊博物館」があります。
この博物館、これまでもありましたけど、入ったことがないという人も多いのでは?
射水市に伝わる歴史と文化、特に江戸時代の測量家「石黒信由」と人間国宝の陶芸家「石黒宗麿」の作品を展示する博物館として知られていて、射水をまるごと知ることができるスポットです。
道の駅と合わせて、訪れてみては?
※観覧料は一般350円、65歳以上150円、中学生以下は無料
※リニューアルオープンに合わせて11/21(金)から11/30(日)までは無料開放されます
【道の駅まるごと射水】
住所 富山県射水市鏡宮296番地、301番地
営業時間 【物産コーナー】8:00~19:00
【いみずキッチン】8:00~19:00(L.O. 18:30)
【ファストフードコーナー】10:00~17:00