塩・しょうが・アロマで効果倍増!冷え撃退の「おうち温活術」【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】
血液がしっかりめぐるすごい手浴と足浴
日中に冷えが気になるときは「手浴」「足浴」がおすすめ。一番冷えやすい手足があたたまると、入浴したかのように全身がぽかぽかに。
また、手のひらや足裏にある多くのツボがあたたまって内臓を活性化する効果も。天然塩やしょうがを入れると保温・保湿効果がアップ、精油を数滴たらしてリラックス効果を得るのもいいでしょう。時間は手浴なら10分、足浴なら10~15分が目安。
もうひとつの目安が、手足がふやける前まで。ふやけると肌のバリア機能が低下し、保湿成分が流出します。必ずタイマーをかけ、手足の状態をよく見ながら行ってください。終わったら保湿ケアを忘れずに。
手浴の方法
10分
1.洗面器などに、手首がつかるらいの深さまで熱めのお湯を張る。
2.両手を手首まで入れてあたためる。首や肩の血流も改善されます。
3.ぬるくなったら差し湯をしながら10分間つける。
足浴の方法
10~15分
1.バケツなどに、足首がつかるくらいの深さまで熱めのお湯を張る。
2.イスに座って両足を入れ、くるぶし&足首をあたためる。
3.ぬるくなったら差し湯をしながら10~15分間つける。
あたため効果倍増テクニック
天然塩やすりおろししょうがを入れる
天然塩なら大さじ1弱ほど、すりおろしたしょうがなら親指の先ぐらいの量を入れてみましょう。血行促進効果でよりあたたまります。
冷えがひどいときは温冷交代浴をする
手浴の場合は、「10分間の手浴」と「10秒流水をかける」温冷交代浴を2~3回行うことで、血管が収縮と拡張を繰り返し、首や肩まわりのリンパが流れやすくなり、頭痛などもやわらぎます。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜