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来週(4月28日~)日本のテレビで放送開始「輝かしい受賞歴」韓国ドラマ5選

Danmee

JTBC『財閥家の末息子~Reborn Rich~』主演ソン・ジュンギ ©Danmee

韓国ドラマの人気を計るバロメーターといえば、視聴率や話題性が挙げられる。

本国での反応を参考に、作品選びをしているという人も多いのではないだろうか。

しかし、質の高さにこだわりたいなら受賞歴を見てみるのもおすすめ。授賞式ごとに表彰基準は異なるが、役者の演技やテーマ、独自性、社会的意義・メッセージ性など様々な観点から審査され、審査対象期間内において各賞№1だと認められた作品に出会うことができる。

そういったドラマは多くの場合、視聴率や話題性も申し分ない傾向。栄誉ある賞を獲得しているかどうか確認するのは、良質で満足度の高い1作に出会える近道ともいえる。

そこで本記事では、来週から日本のテレビで放送開始される予定の、輝かしい受賞歴を持つ作品を5つご紹介。いずれも、韓国のゴールデングローブ賞と称されることもある『百想芸術大賞』をはじめ、その他、複数の授賞式で栄光を手にしたラインナップだ。

(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマ

財閥家の末息子~Reborn Rich~ (JTBC/2022)

『財閥家の末息子~Reborn Rich~』は、4つの授賞式で5つの賞を受賞したファンタジー復讐劇。役者陣の好演やテンポの良いストーリー展開、単なるドラマに終わらない社会的メッセージ性が高く評価された作品だ。

なかでも、圧倒的な存在感で物語を盛り上げたと絶賛されたのがイ・ソンミン。『第59回百想芸術大賞』と『第18回ソウルドラマアワード』で演技賞を獲得している。

そして、残り3つの賞を手にしたのは、韓国の現代史を織り交ぜながら、主人公が財閥家を相手に頭脳戦を繰り広げ、爽快感溢れるリベンジ劇で観る者を楽しませたドラマ自体。『第35回韓国PD大賞』をはじめ、各授賞式で作品性を認められた。

●日本初回放送情報:Dlife/2025年4月29日 (火) 午前10:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

ストーブリーグ (SBS/2019)

『ストーブリーグ』は、12の授賞式で20の賞を手にしたスポーツドラマ。野球経験のないGMが最下位球団をたてなおす物語で、スポーツをテーマにした作品は興行に失敗するという韓ドラ界のジンクスを覆したことで知られる。

球団とフロントや、オフシーズンにスポットを当てた点、実際の野球チームが抱える問題などを扱った点が新鮮だとの評価を得た作品で、『第56回百想芸術大賞』をはじめ『第15回ソウルドラマアワード』など、複数の授賞式で作品賞に輝いた。

また、脚本家と監督、主演を務めたナムグン・ミン、パク・ウンビン、オ・ジョンセも栄誉ある賞に輝いており、脚本・演出・演技の3拍子揃ったハイクオリティーな1作となっている。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年5月2日(金) 22:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

グッド・ドクター (KBS/2013)

『グッド・ドクター』は、11の授賞式で、17の賞を受賞したヒューマン医療ドラマ。サヴァン症候群の青年が、小児科医として成長していく姿を盛り込んで感動を呼んだ物語だ。

日本でもリメイクされるほど好評を得た名作で、脚本を務めたパク・ジェボム作家が『第6回コリアドラマアワード』で作家賞に、作品自体も『第50回百想芸術大賞』や『第26回韓国PD大賞』で作品賞に輝くなど、その他授賞式でもトロフィーを手にしている。

また、障がいを持つキャラクターを演じながら、偏見を克服し専門医としても人間的としても成長する主人公の姿を描き出した主演チュウォンと、そんな彼に恋心を抱くようになるヒロインを務めたムン・チェウォンも、その好演が称えられている。

●日本初回放送情報:KBS World/2025年4月28日(月) 23:20~深夜0:30
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

ごめん、愛してる (KBS/2004)

『ごめん、愛してる』は、4つの授賞式で11個の賞を獲得したラブストーリー。韓国放送当時、主演ソ・ジソブのファッションやセリフを真似する人が急増するなど社会現象を巻き起こし、日本でも大きな話題となった、いまだ語り継がれる不朽の名作だ。

本作を編成したテレビ局が開催する『KBS演技大賞』での受賞歴が目立つ作品ではあるが、外部の授賞式でも栄誉ある賞に輝いており、例えば、報われることのない無償の愛を捧げる切ないキャラクターを熱演して視聴者の涙を誘ったソ・ジソブが、『第41回百想芸術大賞』で最優秀演技賞に。

また、演出をはじめOSTやストーリー、作品の世界観などが抜群の調和を見せていると好評を得た作品自体も、作品賞を獲得した。脚本を担当したイ・ギョンヒ作家が、『第18回韓国放送作家協会』で韓国放送作家賞を手にしているのも、シナリオの完成度の高さを証明している。

●日本初回放送情報:KBS World/2025年5月1日(木) 23:20~深夜6:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

赤い袖先 (MBC/2021)

『赤い袖先』は、11の授賞式で24個の賞を獲得した、本記事内では最多の受賞歴を持つロマンス時代劇。朝鮮王朝第22代国王イ・サンと、彼が一途に愛した宮女の切ないラブストーリーを描いた大ヒット作だ。

本作の放送局であるMBCの不振を断ち切ったといわれるほどで、数多くの授賞式において作品賞に輝いたのはいうまでもなく、自分だけのカラーでイ・サンを魅力的に描き出して視聴者をメロメロした主演イ・ジュノ(2PM)も演技力が評され、片手では収まらないほどトロフィーを手にした。

これだけでも十分だが、さすが映像美が好評を得た作品。『第49回韓国放送大賞』では映像グラフィック部門で称えられ、『2022クリメ賞』では映像の美しさなどから優秀作品賞に選ばれており、ストーリーや役者の演技のみならず目でも楽しめる作品になっている。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年5月2日(金) 15:30
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

(ライター/西谷瀬里)

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