バドミントン部 夢に向かって切磋琢磨
インターハイ出場を果たすなど、強豪校の一つとして数えられるバドミントン部には現在、男女30人が在籍する。夏の全国出場の切符をかけた関東大会が間近に迫る中、体育館で汗を流す部員たちの表情は真剣そのものだ。
「パァーン」。巧みで正確なフットワークと高い跳躍力から放つジャンピングスマッシュ。部長の新岡虹河さん(3年)と会計の櫻井柊弥さん(3年)がラリーする。競技の魅力は「長いラリーを制した時」としつつも、「競った場面で勝ちきれないこと」を課題に挙げる。試合を想定した鍛錬を重ね、技術力はもちろん、メンタル強化を図る。
「みんな仲が良く、大会の応援では他校に負けない」と互いに労を称え合う。顧問のほか、コーチ、OB・OGたちも部員たちのプレーを支え、いつも多くの人の期待を一身に受けてコートに上がる。
「みんなで切磋琢磨できる環境にある」。確かな誇りと喜びを持ちながら、虎視眈々と夢の全国制覇を狙うつもりだ。