【奈良・橿原】世界最大の「無印良品」は掘り出しものや一点ものがいっぱい!?
2025年3月1日(土)、世界最大となる「無印良品 イオンモール橿原」がオープンしました。今回は、「無印良品」が推進する再生プロジェクト「ReMUJI」を紹介します。
2025年3月1日(土)に、世界最大となる「無印良品」の大型店舗が、商業施設「イオンモール橿原」(奈良県橿原市)の新エリア、ウエスト・ビレッジに誕生しました。大規模店舗のスケールを活かした、同店ならではの取り組みやサービスが早くも話題になっています。
なかでも今回は、「無印良品」が推進する再生プロジェクト「ReMUJI」に注目。橿原店ならではの取り組みなどを紹介します。
( Index )
国内最大の「ReMUJI」で地域の自然循環拠点に「ReMUJI」ゾーンの5つの特徴
国内最大の「ReMUJI」で地域の自然循環拠点に
循環社会の地域拠点を目指し、「自然・循環・文化」をテーマに掲げる同店。このテーマを体現するのが、パワーアップした「ReMUJI」ゾーンです。これまでも「無印良品」では不要衣料品の回収などを行ってきましたが、同店では家具や生活雑貨へと回収の対象を拡大。まだ使えるアイテムは修理やリメイクをしてリユース販売を行います。
「ReMUJI」ゾーンの5つの特徴
(1)資源回収
限りある資源を活かし、再び暮らしのなかへつなげる資源回収BOX。「無印良品」製品を対象に、スキンケアPETボトルや衣料品、紙ハンガー・フックをはじめ、羽毛布団やプラスチック収納用品も回収します。
(2)リユース品販売
店舗で回収した、まだ使える衣料品や生活雑貨などをリユース販売しています。こちらは、洗って染め直して生まれ変わったアイテムたち。
定番のインディゴに加え、奈良らしい素材を使った草木染めも。写真左から、生薬に活用されている「キハダ」、奈良の特産品「柿の皮」、「菊」の葉を使って染め直しています。やわらかな発色がすてきなこの3色は店舗限定カラーです。
同じ染料を使ってもボディの素材などで風合いが異なるのが染め物の魅力。お気に入りの一枚を探すのが楽しいですね。
ほかにも、食器や収納ケースなど、まだまだ使える商品がお買い得な価格に!
(3)わけあり品販売
倉庫や工場での検品工程で見つかった、キズや汚れのある商品が手頃な価格でならびます。食器のほか収納ケースや家具など、幅広い商品がラインナップ。使うのには問題のない小さなキズや汚れなので、「気にならない」という人にはとってもおトク!
(4)古家具販売
国内外で大切に使われた、味わい深い古い家具や道具がずらり。クリーニングやリペアを施し、再び必要とする人のもとへ届けられます。
「ReMUJI」の工房では、専任のスタッフが家具を修理する様子を見ることができますよ。壊れた家具に新しい命を吹き込んでいく光景は、なかなか見られません。
(5)古本販売
約2万冊の古本を販売するコーナー。絵本や小説、マンガなど一般的なものから、歴史や文学などジャンルレスの書籍がそろう楽しさは古本ならではです。
収納ケースや羽毛布団などはこちらのカウンターで回収しています。「無印良品」製品に限り、家具の修理も相談できるので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
\from Writer/
「無印良品」が本気で資源循環に取り組んでいることが伝わる取材になりました。また、「ReMUJI」で扱うリユース商品は、一点ものが多いのも魅力。新しいものを探す前に、ここだけの出合いを見つけにぐるりと店内を回ってみてください。
無印良品 イオンモール橿原
住所:奈良県橿原市新堂町241-1 ウエスト・ビレッジ内
営業時間:物販10:00~20:00、本と喫茶8:00~20:00
電話:0744-21-8153
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/内山真紀