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人気釣り場『垂水漁港』の魅力を紹介 周辺に【グルメ&観光スポット】も充実

TSURINEWS

垂水漁港近くにある海神社(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

東に行ききったら魚住、西は風光明媚な須磨。神戸国道二号線沿いには、魅力的な釣り場が多々ある。中でも最高なのは、垂水と舞子に違いない。ぶらりと釣り旅に寄ろうと思うなら、ぜひ垂水漁港をお勧めしたい。釣りもいいが、このあたりは観光にも抜群!垂水漁港内と、その周辺の良さを紹介したい。

神戸の釣り旅にぴったりな垂水漁港

JRでも山陽電車というローカル線でもいい。駅から近いので、レンタカーを使わず、電車でも釣り旅が完結させられる。神戸の一級市街地の三宮までは、区間特急電車で10分ほど。ローカルな釣り拠点を垂水として、レトロ欧州風の神戸・北野を散策するのもいい。そして垂水の、数は少ないが小さなホテルは、なかなか安いのだ。

非常に潮通しがいい海で、オカッパリの対象魚のほとんどすべてが狙える。軽装で来るならば、ライトゲームタックル1本でOKだ。

アジ、メバル、カサゴ、はたまた1.5号エギを使っての小さなアオリイカなど、魚種豊富。5目達成を目指してほしい。名物コブダイがきちゃったら、周りのアングラーに手伝ってもらってタモ入れまでもっていこう!

垂水漁港へのアクセス:「垂水駅」から海に向かって約5分

垂水駅(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

ご当地土産品は港内で

さて、観光目線で見る垂水漁港。まずこの漁港は10年ほど前から旅行者やインバウンドを意識したものとなっており、漁港内にはご当地お土産店までできた。

お土産店をチェック(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

女性のスタッフさんが、感じよく接客してくれる。お土産で一番喜ばれそうなのは「タコせんべい」だろうか。明石の名産ではあるが、実はこの近辺はオカッパリのタコ釣りが禁止されていたりする。

名産品はこちらで購入できる(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

食堂もある

これがまたニクいことに、とれたての海産物を使った季節折々の品を出す食堂がある。駐車場に入る手前の階段を昇れば、こんな食堂が(この日は店休日だった)。

海辺の食堂(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

夏から秋にかけてはちりめんが名物。私はここでは食べたことがないのだが、鎌倉で食べた記憶から言って、シラス丼はうまい。海辺で食うと、美観効果もあってか、うまさ100倍だ。駅前のセブンイレブンで買ってきたオニギリやお弁当を海辺で食べても、最っ高!

ところで、バイ・ザ・ウェイ、実は私はこのセブンで売られている「シーフードミックス」を以前釣り餌として紹介したのだが、10月には姿を消してしまっていた。TSURINEWSの影響で売れすぎたのかな、なんて。

シーフードミックスのいない秋(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

帰りに青春スポット「海神社」へ

垂水漁港の周辺には青春の聖地・海神社(かいじんじゃ)がある。釣り場から振り返ってもくっきりと赤い鳥居が見える。

ここは主に若向けの神社であり、なかなか騒々しいが、神戸の若者たちにとってここへ男女で来ることは実は青春における一つの達成なのだ。だから許してあげてほしい。

港から振り返る海神社(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

国道二号線沿いはファンキーなヤングが多く、海神社の周りには十年一日、髪をブリーチした若者たちの野卑な姿が見られる。

私も実は20年ぶりに先日前を通ったのだが、神社の脇の隘路に座り込んでごそごそしている若者たちを見て、少しホッとした。もちろん中はきれいに整備されており、霊験あらかな神社である。お賽銭して釣果と旅の充実を願いたい。

海水浴なら須磨へ

垂水漁港には大きなアウトレットパークが隣接しているが、今は改装中らしい。いつ開店するかはいくつか情報があるがはっきりとしないので、ここでは触れない(どうも遅々として進まずの態)。

夏真っ盛りは、もう少し西へ行ったところの須磨まで行ってみよう。須磨はポテンシャルの高い海で突然サクラマスが釣れたりもするらしい。筆者は某餌屋さんのブログを信じて、たまにキスやマゴチを狙いに行った。海水浴もできるこの海辺には、いかにも現代的なキッチンカーも立ち並ぶ。

須磨の海にキッチンカー(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

垂水・須磨、海の旅にいかがだろうか?秋めくこれからは、少しセンチメンタルな海の姿が見られる。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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