華麗に激しく世界で滑る ローラーダービー日本代表に横須賀勢
ローラースケートを履いた選手が専用のトラックを回り、得点を競い合うチームスポーツ「ローラーダービー」。今年7月にオーストリアで開かれるワールドカップ(49カ国)に鈴木愛美さん(27・池田町在住)と松浦はるなさん(同・浦賀在住)が選出された。「これまで体づくりやトレーニングを積んできた。狙うはベスト5」と意気込む。
ぶつかり合いが魅力
1930年頃のアメリカに起源を持つとされる同競技は、1チーム5人制で約27m×約17mの平面コートに敷かれた幅約3・6mの楕円形のトラックを反時計回りに回っていく。「得点役」と呼ばれる選手が相手チームを追い抜いた人数がそのままポイントとなり、それを妨害する際の体と体の激しいぶつかり合いが見所となるフルコンタクトスポーツだ。
現在日本では主に米軍基地が所在する県を中心にチームが点在しているといい、競技人口は数百人程度だが「小柄な人は相手を抜きやすく大柄な人は妨害役に。体型などに関わらず誰でも楽しめるスポーツ。多くの国でチームが存在し、ふらっと練習に参加できて言葉がなくても人と繋がれるのも楽しさの一つ」と鈴木さんは魅力を話す。
鈴木さんは都内で会社員をする傍ら、松浦さんはパート勤務しながら主に休日に米軍基地内や都内で施設を借りて練習に励んでいる。
目下の課題は競技への新規参入・継続する壁が高いということ。安全用の防具などは海外から取り寄せており、遠征費や施設利用料なども自己負担。「まずは競技の周知から」とクラウドファンディングで協賛金を募るなどで発信を続けている。