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食・文化・アート体験も!神秘の美し国・三重県を巡る、1泊2日の世界遺産トリップ

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◆食・文化・アート体験も!神秘の美し国・三重県を巡る、1泊2日の世界遺産トリップ

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もし明日、旅に出るのなら、どこに、どんな旅をしに行きたいですか? 今回は、世界で2つしかない“道路”の世界遺産である、三重県紀北町~尾鷲市にまたがる「熊野古道」を巡る旅をご紹介。さらに、熊野古道と合わせて訪ねたい、日本最大級の複合リゾート施設「VISON」の編集部おすすめポイントもピックアップ。1泊2日の世界遺産トリップに出かけよう。

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上/石畳には土砂崩れから道を守る役目もあるそう 左下/苔にも注目 右下/世界遺産の登録区間には100mごとに道標が
熊野古道伊勢路で最も美しい、石畳とヒノキ林を歩く
太平洋に面した日本最大の半島・紀伊半島。2025年最初の旅は、1泊2日でその半島の東部に細長く広がる三重県へ。まずは、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野古道をめざした。
 
伊勢神宮から熊野三山を詣でる人々が通った「熊野古道伊勢路」。今回はそのうちのひとつ、紀北町と尾鷲市にまたがる馬越峠(まごせとうげ)のコースへ。紀北町の「馬越峠登り口」から少し進むと、江戸時代に造られた石畳が見えてくる。

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上/道中にたびたび現れる、沢の流れに癒されつつ歩きたい 右上/登り口から20分ほどの子供の夜泣き封じを願う地蔵が祀られる祠。背景の尾鷲ヒノキ林は江戸時代に植栽が始まった人工林。定期的に間伐、伐採し、美しい風景を保っている 右下/海を望む「天狗倉山(てんぐらさん)」。体力に自信がある人は挑戦してみて
自然石が折り重なるように敷き詰められた石畳は2km以上。峠の頂上まで登りが続くものの、清らかな沢の流れに目を向けたり、古道に茂るシダや苔を観察してみたり。さらに古道の周囲には、古くから林業で栄えてきたこの地域を象徴する尾鷲ヒノキ林と、風情ある石畳が織りなす美しい風景。

道中のさまざまな出会いに、歩くことがどんどん楽しくなっていく。峠を越えた後は、展望台などに立ち寄りながらゴールの尾鷲駅へ。距離約5㎞、所要時間はのんびり歩いて3時間半くらい。心と体で世界遺産を満喫する1日を過ごせた。
スポットデータ|熊野古道伊勢路馬越峠道(クマノコドウイセジマゴセトウゲミチ)
馬越峠登り口~尾鷲駅までの約5kmのコース。世界遺産の登録区間は、そのうち登り口~馬越峠頂上~馬越公園までの約2.5km。体力に自信がある人は、峠の頂上から片道30分の天狗倉山へ足をのばし、太平洋の絶景を楽しむのも◎。

TEL.0597-89-6172(東紀州地域振興公社)
住所/三重県北牟婁郡紀北町~尾鷲市
アクセス/尾鷲駅より島勝行きまたは紀伊長島行き三重交通バスで約15分、鷲毛下車馬越峠登り口まですぐ

◆ちょっと足を延ばして。三重の食・文化・アートをまるごと堪能する「VISON」の注目スポット

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サンセバスチャン通りの街並み
2021年夏に開業。三重県を中心に日本の食・文化・アートを発信する複合施設。敷地内には、飲食、産直市場など食にまつわる店舗のほか、アートスポット、オーガニック農園、温浴施設、ホテルなどを完備している。
スポットデータ|VISON(ヴィソン)
TEL.0598-39-3190
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1
アクセス/松阪駅前より路線バスで約40分、名古屋駅より高速バスで約2時間

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左/ブランチセット2100円。サンドイッチはフルーツか卵をセレクト 右上/スフレロール550円、カフェオレ650円 右下/陶芸家・造形作家の内田鋼一さんが空間デザインを手がけた
VISON 開業時に松阪から移転。定番スフレロールは、ふわふわ&しっとり生地と軽やかなクリームが至福のバランス。アンティーク家具が並ぶ空間は居心地がよく、時が経つのも忘れてしまいそう。
店舗データ|cafe Tomiyama(カフェ トミヤマ)
TEL.0598-67-9470
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1サンセバスチャン通り12
営業時間/10:00~17:30
定休日/なし

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左/「祇園ない藤」が作る現代版草履JOJOは花緒に松阪もめんを使用した店舗限定バージョンも 右上/菓子や食品なども揃い、お土産選びにもぴったり 右下/藍染めが特徴の松阪もめんのバッグ・しじみ4400円~
日本各地の“ロングライフデザイン”を独自の視点でセレクト。松阪もめん、伊勢木綿、伊賀焼といった工芸品、酒、加工食品など、三重の作り手による商品も多彩に揃う。店内にはオリジナルのどら焼きが人気のスタンド式カフェも。
店舗データ|D&DEPARTMENT MIE by VISON(ディアンドデパートメント ミエ バイ ヴィソン)
TEL.0598-67-8570
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1サンセバスチャン通り6
営業時間/ショップ10:00~18:00 カフェ~16:00
定休日/なし

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海女でもある女将が収穫した貝類と、その日の朝に漁港や漁師から仕入れてくる魚は、思わずうなる鮮度と味わいのよさ。目の前で貝類を炭火焼きしてくれる予約制のコースは店内で提供。刺身定食や浜焼きはテラスにて。
店舗データ|海女小屋 なか川(アマゴヤ ナカガワ)
TEL.0598-67-9466
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1マルシェ6
営業時間/物販9:00~18:00 海女小屋11:00~、13:00~、17:00~、19:00~21:00(火は昼のみ営業)
定休日/なし
※コース料理は前日までの要予約

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上/紀元前から近代までの食の道具を展示。「これはなに?」と想像を広げられるよう、ほとんどの展示品に詳しい解説がない 左下/国内最大級の土壁の建物がミュージアムに 右下/現代の職人に注目したショップを併設
アトリエ ヴィソンのプロデュースも務めた陶芸家・造形作家の内田鋼一さんがコレクションした、年代も国籍もさまざまな食にまつわる道具を公開。展示デザインも内田さんが担当している。アートな道具たちを楽しく鑑賞しよう。
店舗データ|KATACHI museum / museum shop(カタチ ミュージアム/ミュージアムショップ)
TEL.0598-67-0725
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1アトリエ4
営業時間/10:00~17:00(16:30最終入館)
定休日/なし(臨時休業あり)
入館料/800円(ミュージアムショップで利用可能な800円分のお買い物チケット付き)

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上/あおさとカレーの風味が広がる、伊勢名物・伊勢うどん各2食入り600円 左下/ごはんなどにふりかけて食べる、のりふりふりの醤油バター、梅しそ各700円 右下/濃厚な伊勢海老のクリームスープ2包入り1180円
調味料や食品、菓子、ドリンクなど三重県のみやげ品をバラエティ豊かにラインナップ。商品はいずれもスタッフが味わっておいしいと思ったものばかり。和ヴィソンにある同系列の海苔専門店「のりもも」の商品も一部扱っている。
店舗データ|百福(モモフク)
TEL.080-9736-2961
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1アトリエ2 ターミナル棟内
営業時間/10:00~18:00
定休日/なし(臨時休業あり)

◆ザ・コンランショップが監修!自然に包まれたホテルがOPEN

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VISON内にザ・コンランショップが監修したホテルが開業。わずか6部屋の小さなホテルは客室ごとにコンセプトが異なり、さまざまなインテリアが楽しめる。音楽を聴いたり、アートを鑑賞したり、静かで贅沢なステイを。
店舗データ|HACIENDA VISON(ハシェンダ ヴィソン)
TEL.0598-67-0698
住所/三重県多気郡多気町ヴィソン672-1農園4
料金/1泊2名利用時1名30000円~
アクセス/松阪駅前より路線バスで約40分

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