劇団☆新感線、ゲキ×シネ『天號星』が2/16にテレビ初放送 古田新太、早乙女太一のコメントが公開
2025年2月16日(日)深夜12:10より、時代劇専門チャンネル(CS292)にて、ゲキ×シネ『天號星』がテレビ初放送される。この度、出演者の古田新太、早乙女太一のコメントが公開された。
ゲキ×シネ『天號星』 時代劇専門チャンネルにて2月TV初放送
1980年の創設以来、躍進を続ける演劇集団・劇団☆新感線。そんな彼らが43周年記念作品として手掛けたのが、本作『天號星』。裏稼業の暗殺者集団や人斬りといった定番時代劇のモチーフを随所にちりばめつつ、古典的な入れ替わりストーリーを劇団☆新感線ならではの超!痛快娯楽作品として完成させた話題作が、2023年の劇場公開から期間限定のゲキ×シネ上映を経て、時代劇専門チャンネルで放送される。
世のため人のため、生きていてはならぬ者たちを人知れず屠る「引導屋」の元締め・藤壺屋半兵衛役に劇団の看板役者・古田新太。その半兵衛とひょんなことから入替わってしまう冷酷無比な殺し屋・宵闇銀次を早乙女太一が演じる。さらに銀次の宿敵である荒くれ者の人斬り朝吉に早乙女太一の弟、早乙女友貴が扮し、息をつく間もない怒涛の愉快痛快なストーリーが繰り広げられる。準レギュラーと言われるほどに劇団への出演の多い早乙女兄弟だが、兄弟競演での新感線への出演、しかも古田新太との対峙もあるとあって、上演当時は多くの話題を集めた。
また、脇を固める出演者も豪華。劇団☆新感線常連俳優のみならず、多くの映像作品でその存在感を発揮する乃木坂46の久保史緒里や、稀代のアクション女優として名をあげ、『太秦ライムライト』や『BLACKFOX: Age of the Ninja』などの時代劇への出演もある山本千尋も参戦。
本作は入れ替わりものの作法を抑えつつ、そこに時代劇の王道展開も柔軟に盛り込み、新感線らしさも忘れない極上のエンターテイメント作品となっている。劇場で見ることができなかった方も自宅のテレビで見られる初のチャンスとなる、この機会を見逃さないでおこう。
古田新太 コメント
ーー自身が演じた藤壺屋半兵衛の魅力とは?
古田:(山本)千尋と(久保)史緒里のおとっつぁん(偽物だけど)という至福の役でした。
ーー宵闇銀次を演じる早乙女太一さんの稽古中や公演中など本作にまつわるエピソードを教えてください。
古田:太一の中にオイラが入るということで、すっごく観察して研究し、最後の方はオイラの歩き方をかなりコピーしていたので注目です。
ーーゲキ×シネ『天號星』のテレビ視聴ならではの見どころは?
古田:史緒里の歌中での千尋の棒術、アップで見れるので楽しんでください。
早乙女太一 コメント
ーー藤壺屋半兵衛を演じる古田新太さんの稽古中や公演中など本作にまつわるエピソードを教えてください。
早乙女:稽古期間も含めて本番中も、娘2人(久保(史緒里)さん、山本(千尋)さん)を思いやる姿は、半兵衛のようでした。休演日には遊園地へ、娘2人に付き添って行ったと聞き、驚きました。あの古田さんが!? お酒にしか興味のないあの古田さんがですよ。そんな日々のおかげで、この作品のテーマでもある家族の絆が、舞台上でもしっかりと表れたんだなと思います。
ーーゲキ×シネ『天號星』のテレビ視聴ならでは見どころは?
早乙女:舞台の魅力は舞台でしか味わえないと思っていますが、このゲキ×シネ作品では、舞台では味わえない楽しさがあります。作中で半兵衛は、娘を守る為に修行を重ねて剣の腕を磨いていき、成長していくんですが、殺陣でもその成長を表現する為に、アクション監督が細かな演出をふんだんに散りばめていますので、劇場では味わえない魅力をゲキ×シネという特等席で楽しんで貰えたらと思います。