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旭・瀬谷のライオンズクラブ 薬物の危険性を知って 小中学生に啓発

タウンニュース

鶴ケ峯小(写真上)と都岡中で薬物から身を守る心構えを語る旭LCの会員

国際的な奉仕組織・ライオンズクラブ(LC)の旭と瀬谷の各団体が2月、薬物乱用防止に関する活動を行った。

授業で座談会

横浜旭LC(大江航会長)では薬物乱用の危険性を伝える授業を7日に鶴ケ峯小学校で、25日に都岡中学校で、それぞれ6年生と3年生に向けて行った。

地域ボランティアの一環で、旭LCが力を入れている取組。児童・生徒は映像で大麻や覚せい剤の危険性を学んだ後、「少しだけなら大丈夫と言われたらどう断るか」「使ったら痩せると勧められたらどうするか」などについてグループディスカッションをした。

鶴ケ峯小の児童は「自分の人生を壊したくないから断る」と発言。都岡中の生徒は「一度使ったら元に戻れないからはっきり断る」と発表した。

旭LCのメンバーは「薬物を勧められるようなことがあったら、周りの大人に相談して」と呼びかけ。加えて、「これからの長い人生、夢や希望を持つために薬物からは距離を置いてほしい」と語った。

標語を懸垂幕に

横浜瀬谷LC(相澤始会長)は18日、薬物乱用防止標語コンクールの最優秀賞作品が書かれた懸垂幕を瀬谷警察署(吉田明弘署長)に寄贈した。

瀬谷区の中学生を対象に、2013年から続けられているコンクール。24年度は211点が寄せられ、原中学校3年生の鈴木一歌さんの「一時(いっとき)の逃避は永遠(とわ)の足かせに」が最優秀賞だった。

寄贈式は警察署で行われた。会員らは吉田署長との意見交換のなかで、コンクール作品の傾向について触れ、近年は市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)に関するものが多くなっている点などを説明した。相澤会長は懸垂幕について、「多くの人に読んで欲しい。薬物を使用する前に立ち止まってもらえれば」とコメント。吉田署長は友人に誘われたり、ストレス発散といった些細な心の隙が乱用につながるとして、「標語を見て薬物の恐ろしさを感じて欲しい」と話した。

警察署の壁に掲げられた懸垂幕の前に立つ瀬谷LC会員と吉田署長

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