三角港での夜の電気ウキ釣りで40cm級チヌを連打【熊本】秋チヌ本格化に期待
三角港(熊本県宇城市)の夜釣りで、秋チヌの釣果が上向いてきた。まだ数は少ないものの、当たれば型がいい。8月4日に試し釣りに出掛けた。
秋チヌとは
秋チヌとは文字通り秋に釣れるチヌのこと。春から初夏のノッコミ期に釣れるものに比べると脂はのっていないが、身の味が濃いのが特徴。そのうえ、掛けたあとのファイトが凄い。
釣り方
釣り方は日中のウキ釣り(フカセ)が一般的だが、まだまだ暑い。残暑が厳しいうちは朝・晩の夜釣りに臨んだほうがいい
釣り具は至ってシンプル。アオ虫をエサにした電気ウキ仕掛けでOK。もちろん、まきエサも要らず、手軽だ。
見切り移動
この日は午後9時ごろに三角東港に着いた。実績のあるポイントには釣り人がずらり。そこで邪魔にならないところに釣り座を構え、すぐに準備に取りかかった。電気ウキは落下衝撃に強いLFスマート。ハリは細身でアオ虫が弱りにくい速手チヌを選択し、15mほど先に仕掛けを放り込んだ。
2ヒロほどで探ること15分、全くアタリがない。すぐに見切りを付け、三角西港に移動した。同港は釣り人がおらず、どこを攻めてもよさそうだ。先ほどは沖めを攻めて不発だったため、手前の浅場から探ることに。タナは1ヒロ。
チヌ連打
手返しを続けること5投目、ようやくウキが沈んだ。アワセを入れると、沖にガンガン引く。サオを立てて慎重にヤリ取りし、ゆっくり浮かせたのは40cmほどのチヌだった。
その後も同じ要領で、同型を追加。まだまだ釣れそうな感もあったが、今回は「試し釣り」。午後10時すぎに潔く納竿した。
今後の展望
同港の秋チヌは、まだ始まったばかり。例年11月ごろまで狙える。潮次第ではスズキもくるので、タモをお忘れなく。
<松田正記/TSURINEWSライター>