【ジェット気流…天気も気温もコロコロ変わる】北海道の週間天気予報 2024年11月14日更新
北海道のあす15日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
ジェット気流
だんだん寒くなってきました。
ジェット気流、偏西風とも呼ばれますが、ここ最近、北海道付近まで南下してきているんです。
夏は北海道の北にあって、冬にかけて日本の南まで南下していくので、その途中です。
ジェット気流付近では、強い風に乗って高気圧や低気圧が次々にやってくるので、天気も気温も変わりやすいんです。
北海道の今後の見通しは…
14日は晴れましたが、あす15日は一部で雨。土曜は晴れて日曜は雨、そして月曜は雪ということで、日ごとに変化しそうです。
11月15日の北海道の天気と気温
15日の天気と気温です。
雲に覆われ、道北や道央を中心に雨が降るでしょう。最低気温は14日朝より4度前後高く、稚内では7度も高くなります。日中も気温は高めで広く2ケタ。12度前後でしょう。
15日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝から昼頃にかけて札幌や小樽など道央で弱い雨が降ります。日ざしが少ない割に気温は上がり、日中はそこまで寒くならないでしょう。
道北・空知です。
稚内は雨で、ザっと強まることもあるでしょう。そのほかは昼頃にかけて弱い雨が降ります。内陸や峠では朝は雪がまじるため、路面凍結に注意して下さい。
道東・オホーツク海側です。
くもり空ですが、風は弱く気温も高めで、割合穏やかな天気でしょう。紋別では昼頃に、枝幸では日中いっぱい雨が降りやすくなります。
11月15日からの北海道の週間天気予報
函館ではイカ漁の漁火のようなものが見えますね。この時期らしい光景です。
函館の気象台では14日、カエデの紅葉が観測されました。統計史上2番目に遅い観測でした。
来週はじめは寒気が強まり、函館では紅葉した木々に雪が積もるかもしれません。
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
土曜は晴れて気温が上がりますが、午後は風が強まります。日曜から月曜は道北で暴風の吹くおそれがあります。日曜は雨、月曜は雪に変わり、道北でしっかり積もりそうです。札幌はうっすら積もる程度でしょう。
つづいて、太平洋側です。
土曜は晴れてタイヤ交換など冬支度をするにも良い日和です。日曜は雨や風が強まるでしょう。月曜も風が強く、道南では雪が降り、積もるおそれがあります。
11月15日の札幌の朝昼晩の天気
15日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
朝から雨で、傘が必要です。降り方は弱いですが、昼頃まで降ったりやんだりです。夜は晴れるでしょう。
気温は平年より高めで、朝の寒さは緩みそうですよ。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※14日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU