『マインクラフト／ザ・ムービー』未完成版が全編オンラインに流出、興行には影響ナシ
全世界で大ヒットスタートとなった『マインクラフト／ザ・ムービー』が、米国公開とともに思わぬ事件に巻き込まれた。
米によると、4月4日の公開に先がけて映画全編がオンラインに流出。もっとも試写室や映画館で盗撮された海賊版ではなく、なんとVFX作業が完了していない未完成版だったという。すなわち、関係者がなんらかの意図をもってリークしたか、あるいは事故で流出してしまったものだ。
問題の映像やスクリーンショットはSNSやファイル共有サイトでシェアされたが、ワーナー・ブラザースはこれらを著作権侵害であるとしてすぐに削除したため、現時点ではほとんど閲覧できる状態にない（なお、ワーナー＆レジェンダリー・ピクチャーズはコメントを発表していない）。
気になるのは、なぜ未完成版がオンラインに流出してしまったかだ。通常、ハリウッドの大作映画は厳しいセキュリティ管理のもとで製作されているため、たやすく全編の映像が流出することはない。
もっとも想定外の流出騒動に見舞われながら、『マインクラフト／ザ・ムービー』は同じく想定外の超大型スタートを記録。初週末は米国興行収入1億5,700万ドルというぶっちぎりの第1位スタートとなった。事件が早期に解決したこと、流出したのが未完成の映画だったこと、それ以上に大きなムーブメントとなったこともあって、大きな影響は出なかったようだ。
映画『マインクラフト／ザ・ムービー』は2025年4月25日（金）全国公開。
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