アート、絶景、グルメ… 緑豊かな里山に癒される十日町~津南ドライブ/おすすめスポット~前編~
夏は、緑豊かな里山をめぐるにうってつけの季節。爽やかな雰囲気に包まれながら、アートや絶景、グルメを探す旅はいかがですか?
この記事では、越後妻有地域でおこなわれる世界最大級の芸術祭「大地の芸術祭」の見どころをご紹介します。
後編はこちら
アート、絶景、グルメ… 緑豊かな里山に癒される十日町~津南ドライブ/おすすめスポット~後編~
自然豊かな里山が舞台!心揺さぶるアートの祭典
豪雪地・越後妻有地域を舞台に、3年に一度開催される世界最大級の芸術祭。広大な6つのエリアに300点以上のアート作品が点在し、里山の自然に溶け込んだ芸術的な姿を見ることができます。
まずは、清津峡トンネルやMonETなど、大地の芸術祭を語るには外せないスポットを訪れてみて。世界的に有名なアーティストによる芸術を身近に感じられるはず。アートを道しるべに里山をめぐる、ここでしか味わえない刺激的な旅を楽しみましょう。
新たな作品も続々登場!今年の情報はHPでチェックして
公式HPでは、チケット情報のほか、作品一覧やおすすめコース、近隣のグルメや宿など多彩な情報を掲載。足を運ぶ前に、まずはこちらでリサーチしよう。
おトクなパスポートで芸術祭を満喫しよう!
大地の芸術祭を満喫するなら、提示すると各作品をおトクに鑑賞できる作品鑑賞パスポートは必携! 7月12日(金)まではおトクな前売りも発売しているので、事前にぜひチェックして。
必ず見ておきたい、アート作品をチェック!
Tunnel of Light|中里エリア
マ・ヤンソン / MADアーキテクツ
Photo Nakamura Osamu
全長約750メートルのトンネルの先にある見晴所が見どころ。床には水が張られ、空の青や自然の緑が美しく写る幻想的な空間に。期間によっては予約が必要なのでご注意を。
越後妻有里山 現代美術館 MonET|十日町エリア
原広司+アトリエ・ファイ建築研究所
Photo Nakamura Osamu
新作を含む16の常設作品に加え、ミュージアムショップも併設。コンクリートやガラスを多用し、「静かなたたずまい」を目指した建物自体も芸術作品として楽しめます。
妻有双六|津南エリア
原倫太郎+原游
Photo Kioku Keizo
元々小学校だった「かたくりの宿」に出現した、大人も子どもも楽しめる巨大なすごろく場。体育館に残る楽器や遊具を生かした、遊び心あふれるすごろくを体験できます。
最後の教室|松之山エリア
クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン ほか
Photo T. Kuratani
廃校の教室や体育館などを活用し、「人間の不在」を表現。闇の中に響く鼓動のような音や、点滅する電球などに五感を刺激されます。不気味ながら幻想的な風景に心奪われるはず。
まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」|松代エリア
MVRDV
Photo Nakamura Osamu
ほくほく線まつだい駅に隣接。こちらを拠点に、城山一帯に点在する作品群を鑑賞するのがおすすめ。レストラン「越後まつだい里山食堂」も併設しているので、休憩にぜひ。
光の館|川西エリア
ジェームズ・タレル
Photo Tsutomu Yamada
あらゆる光が融合する、宿泊型体験作品。日の出、日没時間に合わせた40分間のプログラムでは、さまざまなバリエーションの光の演出で幻想的な世界へと導いてくれます。
イベント情報
イベント名:
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
開催期間:
2024年7月13日(土)~11月10日(日)
※火・水曜日お休み(一部作品施設は通常営業)
開催時間:
10時~17時(予定)※10・11月は10時~16時
お問合せ先:
025-757-2637(大地の芸術祭実行委員会事務局)(観光交流課芸術祭企画係)
備考:
作品により、公開日時が異なる
この記事では、十日町・津南のおすすめスポットを2つの記事にわたってご紹介しています。後編を読む>>
※記事に掲載されている店舗情報(価格、営業時間、定休日など)は取材時点のものです。変更になる場合がありますので、おでかけの際は各店のHPやSNSなどをご確認ください。
(文/Komachi編集部 山崎)