「食費が少ない人」がまとめ買いの際にしない“3つのNG行動”「よくやってるかも…」
食費節約の定番とも言える「まとめ買い」ですが、やり方しだいで失敗することもあります。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが“やらない”「NGなまとめ買い」をご紹介します。
NGその1.買った食材をそのまま冷蔵庫に入れる
スーパーで買ってきた食材、そのまま冷蔵庫に移していませんか? そのままだと、せっかくの食材が傷んでしまう可能性大です。
まとめ買いだからこそ、劣化を防ぐ延命措置がとても大切。野菜は袋から出して、鮮度保持袋やキッチンペーパーで包む“ひと手間”をかけると長持ちします。
お肉もパックのまま保存はNG。特に鶏肉やミンチ肉は傷むのが早いので、購入後すぐに小分け冷凍しましょう。買い物後のひと頑張りで、食品ロス防止につながります。
NGその2.冷蔵庫に入りきらない量を買う
まとめ買いは、冷蔵庫の容量に合わせるのが大前提。「入るか心配」だと思う場合、それは買いすぎです。入りきらない場合、無理に食べ切るか傷むのを覚悟で常温保存するしかありません。
冷蔵効率をキープするためにも、パンパンに詰めるのはNG。中身は7割程度にとどめる必要があるので、庫内にゆとりが持てる量を購入しましょう。
野菜は特にかさばるため、野菜室のスペースを意識しながら買いすぎに注意してください。
NGその3.消費期限を見ずに買う
消費期限のチェックも必須。チルド品は数日しか持たないものも多いので、安さにつられて大量買いするのは危険です。
消費期限は「安全に食べられる期限の目安」。傷みやすい食材に表示されているため、期限を過ぎると腐ったりカビが発生したりするリスクがあります。
賞味期限とは違い、期限が切れると食べられなくなる可能性が高いため、余計なロスを防ぐためにも必ずチェックしましょう。
ロスを出さない「まとめ買い」を
まとめ買いは食材をどっさり買い込む、家計にとってメリットが大きい節約術です。だからこそ、気をつけるべき点もいくつかあります。
消費期限・買う量にはご注意を。食材の延命処置を行い、ロスしないようくふうしましょう。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア