赤目四十八滝で「幽玄の竹あかり」 今年は水をテーマに渓谷照らす
三重県名張市の景勝地・赤目四十八滝の夜を照らす「幽玄の竹あかり」が来年1月5日まで開かれている。大小約2000個の明かりが、渓谷沿い約400メートルを幻想的に彩っている。
市と市エコツーリズム推進協議会の共催で、オブザーバーを地元作家グループ「竹雀」と竹あかりプロデューサーで地域おこし協力隊の川崎智哉さん(26)が務めた。
5年目を迎えた今年のテーマは「水」。竹筒に穴を開けて模様を浮かび上がらせる作品の他、細く裂いた竹を曲げて組み合わせ、水の勢いや繊細さなどを表現した作品を霊蛇滝や遊歩道、川の周辺に設置した。
点灯時間は午後5時から同8時(12月7日以降は同7時30分まで)で、12月以降は土日祝のみの開催となる。
点灯時間内の入場料は大人700円、小中学生350円。
問い合わせは赤目四十八滝渓谷保勝会(0595・41・1180)まで。