茶で住民をおもてなし 緑を守る会が企画
約20人のメンバーで中丸子南緑道の花の手入れなどを行う「緑を守る会」(竹田好夫会長)は、3月29日に地域住民らを招いて抹茶でもてなす茶会を開催した。
緑道で見頃を迎えた桜の鑑賞会として野点を行うことを計画していたが、鑑賞会は雨天のため中止に。当日、急きょ茶会のみを実施することになった。会場は、茶会を中心となって企画した同会の野口四郎さんが会社事務所を提供。メンバーらが朝早くから会場を手づくりし、紅白の横断幕や花、野点傘なども設置し、即席の茶席が用意された。同会メンバーが抹茶をたて、11時からの初回には雨の中を来場した地域住民ら10人に、茶菓子とともにふるまった。場所を移した特設会場では豚汁も用意し、参加者をもてなした。
今年は2月に発生した岩手県大船渡市の大規模森林火災の被災者を支援しようと、チャリティーとして行った。
竹田会長は「災害時など、何かあったときに助け合えるためには地域のコミュニケーションが大切。顔の見える付き合いができるように、これからも続けていきたい」と思いを込めた。