炊飯器でのさつまいもの蒸し方。水の量や炊飯器のモードはどうする?
炊飯器で!簡単なさつまいもの蒸し方
調理時間:60分
炊飯器でできるさつまいもの蒸し方をご紹介。材料は水とさつまいもだけなので準備も簡単。炊飯スイッチをおせば、あっというまにほくほくのさつまいもが蒸し上がります。ポイントや注意点をおさえて、上手にさつまいもを蒸してみましょう。
材料
・さつまいも……1本(200g)
・水……250cc
水の分量は、さつまいもの大きさによって異なります。今回は200gのさつまいもに対して250ccの水を使用しました。炊飯器にさつまいもを入れたときに1/3程度入れるのが目安です。
作り方
さつまいもは洗って、爪楊枝か竹串で数カ所穴を開けます。炊飯器に水と一緒に入れ、普通モードの炊飯します。(自動で炊飯時間が延長になる場合は、60分ほどで止めてください)さつまいもが大きい場合は、切ってから入れましょう。
【ポイント】さつまいもに穴を開けることで、炊飯中に圧力が高まり破裂するのを防ぎます。
炊飯器モードのおすすめは玄米>普通炊き>早炊き
さつまいもの甘さを引き出すには、じっくり加熱するのがポイントです。炊飯器モードの中で一番のおすすめは、玄米モード。玄米モードはゆっくりじっくりと加熱できるため、さつまいもの甘さを引き出しやすいからです。
お使いの炊飯器に玄米モードがなければ、普通炊きでもOK。早炊きは一気に加熱するため、さつまいもの甘さを引き出しにくくなります。早炊きモードでさつまいもを蒸すなら、水の量や加熱時間を増やすことで調節しましょう。さつまいもを薄く切るのもおすすめです。
※いずれの場合も自動で炊飯時間が延長になる場合は必ず時間通りに止めてください
注意点
炊飯器でのさつまいも調理は推奨されていない機種もあります。必ずお使いの炊飯器の取り扱い説明書をご確認のうえ、安全面を考慮し、ご自身の責任において調理をしてください。
水が少なすぎると空焚きになるので注意してください。さつまいもの大きさや品種によって加熱時間は異なります。水の量や加熱時間は目安なので、様子を見ながら調理してください。
ねっとりもホクホクも!水分量を変えればお好みの仕上がりに
炊飯器でさつまいもを蒸す場合、水の量によって食感を調節することができます。水の量が多いとねっとりしっとりとした口当たりになり、水の量が少ないとほくほくとした食感を楽しめますよ。
基本のレシピではさつまいもの高さに対して1/3程度の水を使用しましたが、しっとりねっとり食感にしたい場合は、水をさつまいもの高さ1/2程度入れてください。
トースターで焼き芋風にするのもおすすめ
蒸したさつまいもは、そのまま食べてもおいしいですが、トースターで焼いてから焼き芋風に味わうのもおすすめです。1000Wのトースターで焼き色がつくまで、5〜10分焼きましょう。外は香ばしく、中はしっとり、簡単に焼き芋を味わうことができますよ。
蒸したさつまいものおすすめの食べ方
蒸したさつまいもを食べるなら、あたたかいうちにアイスやバターをのせると一気にデザート感が増します。さらにお好みでシナモンや黒蜜などでアレンジすれば、おしゃれなひと品に。ご褒美デザートにも、おもてなしにもぴったりですよ。
さつまいもは炊飯器でしっとりほくほく!
おうちで焼き芋を作るなら、炊飯器を使うのがおすすめ。お水と一緒に入れて炊くだけでしっとりほくほくになるので、手軽に作れます。今まで上手に作れなかったという方も、これなら失敗なし。水加減や炊飯モードを使い分ければ、お好みの食感を楽しめるのもうれしいですね。
蒸したさつまいもは、そのまま食べるのはもちろんスイーツや朝食にアレンジしてみてください。
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ライター:taki(料理家)