「完成まで2年かかった」本格絶品カヌレ…春を感じるスイーツ満載“家族の愛情あふれるカフェ”【琴似】
住宅街の中に、少しクラシカルなたたずまいのおしゃれな店が見えました。不思議な響きを持つその店名は「niña niño(ニーナ・ニーノ)」。おいしいケーキが食べられるお店です。
入り口に置かれた豊富な焼き菓子。花の形をしたフィナンシェもあります。一口サイズでかわいらしく、プレゼントや自分へのごぼうびにもぴったり。時折並ぶパンメニューも人気です。
オーナーの北山さゆりさんが「完成するまでに2年ほどかかりました」と話すのが、「カヌレ・ドゥ・ボルドー」(400円・ドリンクのオーダーが必要)。蜜蝋でカリカリの表面と滑らかな食感が自慢の、本格的な味です。
「春の桜プレート( 桜のバスクチーズケーキと桜のパンナコッタ)」(1400円)が人気。「ハーブティー(ジンジャーとマヌカハニー)」(750円)とも、相性ぴったりです。
桜のパンナコッタは、口溶けがふんわりとして濃厚。桜の花が入ったゼリーを載せ、下に桜のあんをしのばせています。「あんこがあると、和風の味わいですね」と狐野彩人アナウンサー。
桜のバスクチーズケーキの生地には、桜のあんと葉が練り込まれています。「上に生クリームと桜のパウダーをかけていて、ちょっとだけ塩味が効いているので、それもまた味が変わっておいしいかなと思います」と北山さん。
「最初はチーズケーキの洋風な印象ですが、後味はまるで桜餅のような和菓子の風味がありますね」と、狐野アナウンサーも驚くおいしさです。
「春の桜プレート」は、「バスクチーズケーキ」か「桜のシフォンケーキ」を選べます。桜のシフォンケーキを選んだ場合は1300円です。
2012年に、オーダーメイドのデコレーションケーキ店からスタート。2018年に本格的にカフェとして営業を始めました。
北山さんは「感想を聞けたり、コミュニケーションを取れたりと、お客様と話せることが楽しい」と、カフェを始めた理由を話します。
住宅街にたたずむかわいらしい外観。シックな色合いのインテリアは、テーブルや棚、さらに壁の塗装まで、北山さんの父がDIYで仕上げたとのこと。かわいらしいロゴやイラストは、北山さんの妹が手がけました。
甘い香りと家族の温かさにあふれる店です。
niña niño(ニーナ・ニーノ)
住所:札幌市西区二十四軒4条6丁目1-19
定休日:火・水曜
カフェスペースの営業は日・月曜
*「いっとこ!」3月15日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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