【8月3日】赤城山で涼みながらカラフルならんたんを楽しもう「赤城山らんたん祭り」群馬県前橋市
赤城山の大沼を彩る「赤城山らんたん祭り」が8月3日に実施される。
3回目となる今回はらんたんの数やグルメメニューが増えてパワーアップ。
夏の暑さからひと時離れ、幻想的な空間を楽しんで。
800基の台湾式らんたんを掲揚
2022年にスタートした同祭りは、赤城山頂付近で宿泊・観光業を営む店舗などを中心にした実行委員会(青木泰孝委員長)が主催。
台湾にルーツを持つ人も来場し、らんたんの掲揚とさまざまなイベントを行う。
副委員長の藤生真稔さんは「今年は1月に日本、4月に台湾で大きな地震があったが、赤城山の自然とらんたんの明かり、おいしい食事を通じ、互いに思いを寄せてもらえたら」と話している。
掲揚するらんたんは台湾の祭りに欠かせないもので、カラフルな絵が描かれるのが特徴。
6月に道の駅まえばし赤城、7月31日まで大沼湖畔の商店で行われる絵付け体験で制作されたものも設置する。
約600基が大沼湖畔に飾られるほか、今年は商店通りにも200基ほどが並び、いっそう華やかになる。
夕方からは赤城大沼で灯籠流しが行われ、来場者が参加できる(当日15時から本部で受け付け、先着500個、1個1000円)。
地元の食堂やキッチンカーによる台湾グルメ特別提供も行われ、大鶏排(ダージンパイ)(香味付き鶏唐揚げ)や小籠包(ショウロンポウ)、台湾スイーツの愛玉子(オーギョーチ)などが並ぶ。
食堂での台湾グルメ提供は、開催日以降も1週間ほど続ける予定だ。
台湾式お茶入れの体験、台湾の夜市に付きものの輪投げ、ビール瓶起こしといった遊びも楽しめる。
なお、赤城神社では8月10日に小笠原教場奉納弓術、11日に火縄砲奉納演武も行われる。
前橋市と台湾の歴史が背景
台湾と前橋市には、同市出身で台湾の衛生・医療に貢献した羽鳥重郎、台南市長を務め文化財と人々の保護に尽力した羽鳥又男といった、人のつながりがある。
祭りではその歴史も伝えながら、台湾の文化や食に触れ、交流するのが目的だ。
赤城山で涼みながら、楽しんでみて。
第3回 赤城山らんたん祭り
【日時】8月3日(土曜)12:00~20:00(らんたん点灯は18:00~22:00)
※荒天時は当日7:00~8:00に実施可否や変更内容を判断し公式サイトで案内。
【開催地】赤城山 大沼周辺
【料金】入場無料、体験(先着順)は一部有料
【問い合わせ】赤城山夏まつり実行委員会 027-287-8127(名月館)
【公式サイト】Akagi Trip赤城山らんたん祭りページ https://www.akagi-trip.com/rantan/