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オキタマ太鼓(瀬谷区) 16日に30周年公演 多様な世代と曲が「融合」

タウンニュース

子どもから大人まで幅広い世代が所属※提供写真

瀬谷区を拠点とする「オキタマ太鼓」(野原桃子代表)が6月16日(日)、30周年記念公演を瀬谷公会堂で開く。子どもと大人、伝承曲から創作曲まで様々な要素が「融合」したステージを披露する。

同団体は1993年に設立。青少年団体「育てる会」の活動で山村留学し、太鼓に親しんだ子どもたちが帰ってきた後に「太鼓をやりたい」と熱望したことが始まりだった。野原代表は手伝いをしていた二ツ橋学習センターの根市和子塾長の「地域の子どもや21世紀を担う若者たちのため、私たちにできることしましょう」という後押しを受けて発足を決めた。課題だった活動場所も、野原代表と接点のあった「あづまの幼稚園」(瀬谷区東野台)の支援により体育館を借りられることになった。

現在は約60人が所属。毎週日曜日に同園で練習を重ね、瀬谷フェスティバルを始めとする地域イベントや神社の祭りなどに出演している。

野原陽亮副代表によると、同団体のキーワードは「融合」。メンバーの年齢層は未就学児から70代までと幅広く、様々な世代、立場の人たちが集う。融合は曲についても同様で、各地域で継承されてきた「伝承曲」に加え、約10年前からはメンバーが作る「創作曲」にも取り組む。

記念公演は2部制。第1部は同団体初の創作曲「飛翔」を皮切りに、石川県七尾市の「豊年太鼓」、東京都三宅島の「三宅」、県内三浦半島の「ぶち合わせ太鼓」などの伝承曲を演奏する。第2部は高い技術を有する5人ユニット「玄-HAJIME-」が出演。創作曲の「X」や「双月」、「時、多く華より」、「ひまわり」などを披露する。

開演は午後2時(30分前開場)。全席自由で500円。野原副代表は「子ども達の笑顔と大人達の真剣な表情。ステージで生まれる融合の輝きをぜひ見て欲しい」と来場を呼びかける。問い合せは同団体【メール】okitamataiko1993@gmail.com

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