「腸活アドバイザー」が推す“腸を整える3つの食べ物”「便秘解消につながる」「食欲の秋に食べたい!」
腸活アドバイザーの三木ちなです。食欲の秋は、腸にいい食材が豊富な季節。おいしい旬の食材を使うと、腸がよろこぶ食事を用意できます。ここでは、食欲の秋におすすめしたい「腸を整えてくれる食べ物」をご紹介します。
きのこ
きのこは“菌活”とも言われるくらい、腸を整えてくれる菌が豊富な食材です。食物繊維のうち、便に水分を含んでカサ増ししてくれる「不溶性食物繊維」を多く含んでいるため、便秘解消にうれしい効果があります。
さらに、低カロリーでビタミンもたっぷり。糖質制限やダイエット中の方でも摂りやすい食材です。
きのこの食物繊維がえさになって、腸内の善玉菌が増えるメリットも! 冷凍すると旨味が増すきのこは、おいしく腸活できる代表的な秋の味覚です。
さつまいも
芋類の中でも、食物繊維がだんとつで多いのがさつまいも。食物繊維をたっぷり含んでいるため、きのこ同様に善玉菌を増やしてくれます。
ただし、食べる量には注意が必要。1日1本程度が適量です。
さつまいもを食べすぎると便がかたくなり、便秘が酷くなる場合があります。水分も一緒に摂りながら、適量を守りましょう。
柿
食物繊維たっぷりの柿は、秋が旬のフルーツ。食物繊維はもちろん、ビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。
そんな柿も、適量を食べると便秘解消に効果的です。特に「干し柿」は生柿よりも食物繊維が多く、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きを期待できます。
ただし、注意点も。柿に含まれる「タンニン」が便秘を促す場合があります。また、柿は比較的糖質が高いフルーツですので、カロリー的にも食べすぎは禁物です。
1日1個(200g)程度を意識して、柿を秋の腸活に取り入れてみてください。
旬の食材を食べておいしい腸活を
秋はお手頃でおいしい旬の食材を楽しめる季節。どれも適量を守れば、腸にうれしい効果をもたらしてくれます。
食欲の秋を楽しみながら、腸内環境もきちんと整えましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア