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人気すぎて入手困難!?エレコムのバックパックYouTuberリューク氏監修『MNL CITY PACK』は何がすごいのか

特選街web

パソコン周辺機器メーカーエレコムが発売したバックパック『MNL CITY PACK』が、人気すぎて入手困難となっています。これまで200個以上のカバンを試したYouTuberリューク氏の監修による製品で、シンプルなデザインながら多機能で超実用的。ユーザー目線の工夫に溢れ返った逸品に、発表会で幾度となく「おぉ〜!」と驚かさられました。その魅力をレポートします。

200個を超えるバッグを試したカバン好きが、1年半かけて本気で監修した新しいバックパック

マウスやキーボードなどパソコン周辺機器でお馴染みのエレコム。バッグも主力商品のひとつで、これまではコスパのいいお手頃モデルがメインに制作してきました。そんな中、より使いやすさを追求したバッグを作りたいという思いのもと、カバンレビュー専用チャンネルを持つYouTuberリューク氏と共同開発したのが『MNL CITY PACK』(税込 19,980円)です。制作にかけた期間は約1年半。その間に制作過程やサンプル品を動画で公開し、動画視聴者さんから寄せられたコメントも参考にしながらブラッシュアップしたのだとか。

製品発表会ではYouTuberリューク氏が登壇して解説

「僕のYouTubeチャンネルには、こだわりが強くて見る目に長けた人たちが集まっています。そんな方々と一緒にバッグを作ったら、かゆい所に手が届く製品になりました」(リューク氏)

MNL CITY PACKは、シンプルなデザインの中に、いろんな工夫が散りばめられています。ここではたくさんのポイントの中から、リューク氏とエレコム社それぞれのこだわりポイントを紹介しましょう。

リューク氏のこだわり

荷物が軽く感じるポケットの配置

バックパックに荷物を入れると重いものがどんどん下にいってしまい、歩くとき振り子のように左右に揺れて余計に重く感じます。本品ではリュックの上部に大きめのポケットをつけ、背中に近い位置に重さを保持することで、振り子の原理を解消。同じ重さでも軽く背負うことができます。パソコン用のコンパートメントにも同様のポケットが配置されており、こちらにマウスや充電器類の収納にぴったり。作業時にパソコンと一緒に取り出せるので、スムーズに仕事が始められます。

瞬時に調節できるショルダーストラップ

ショルダーストラップの長さを瞬時に調節できるアジャスターを採用し、使用シーンに合わせて体への密着度を柔軟に変えられます。急いで駅まで走る時はギュッとタイトに、駅に着いて定期券を取り出す時は少し緩めるなど、微調節が簡単にできて快適に使えるのが大きなメリット。なお、ストラップをタイトにすると残ったベルト部分がダラリと垂れ下がりますが、本品ではベルトがループ状に処理されているので見た目もスマートです。

向きや角度にこだわったクイックアクセスポケット

バッグの表面やサイドにポケットがついて、カバンの中をガサゴソしなくても、いろんな小物がサッと取り出せます。バックを背負った状態や肩から半分おろして横向きになったときなど、どんな状況でも手が入れやすいように、ポケットの向きなども計算済みとのこと。ちなみに、ファスナーの引き手がすべて紐付きスタイルになっているのは、バッグが揺れた時に引き手の金具同士がぶつかって、カチャカチャ音がするのを防ぐためです。気が利いてる!

エレコムのこだわり

パソコンを保護する構造

パソコンの保護にこだわり、パソコン用のコンパートメント部分は底が少し浮いた構造に。底面にクッション性を持たせることで、リュックを置いたときにパソコンが地面に直撃することを防ぎます。内壁にはフリース素材を採用しており、収納物を優しく保護。L字タイプの開閉口で、リュックを片掛けしたときでもパソコンがスムーズに取り出せるなど、出し入れのしやすさにも配慮が見られます。

最上部のファスナーポケット

リュックのトップ部分にファスナーポケットを設置。混雑時の狭い場所でも、イヤホンやスマホなど使用頻度の高い小物が楽に取り出せます。こちらのポケットも柔らかいフリース素材を使っているので、サングラスや老眼鏡などを直接入れても安心です。

なお、バッグ全体の内容量は21Lで、パソコンやタブレット、周辺機器、着替えや小物類など多くのものを収容可能。シャツスタイル/カジュアルスタイルでもどちらにも合うシンプルなデザインで、オンオフの両方で使えます。

女性が背負うとこのくらいのサイズ感

リューク氏の解説動画

動画では本バックパックの解説、コメント欄に最新再販情報が掲載されているのでチェックしてみよう。

みんなで作り上げたバックパック

製品にはYouTubeの視聴者さんのアイディアも反映されています。サイドのボトルポケットを深くする(三脚など長いものも収納できる)、内装を濃いグレーから薄いグレーに変更する(明るい方がバッグの中身が見やすい)などの意見を取り入れることで、より使い手に寄り添ったバッグに仕上がりました。リューク氏のYouTubeで使用方法が詳しく解説されているのも、使いやすさのひとつです。

現在は人気になりすぎて、品薄状態が続いています。自分でバッグを作ってしまう裁縫女子(※この言い方で合ってますか?)の編集Tさん曰く「しっかりした作りで、ファブリック、YKKのファスナー、プラスチックパーツなど品質の高い物を使用しているので生産に限りがあるのでしょうね」とのこと。いろんな仕掛けがあるぶん手の込んだ作りになっているので大量生産も難しそうです。興味がある方は公式サイトをチェックしつつ、量販店の在庫なども気にしてみてくださいね。

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