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船カワハギ釣り体験&講習会で船中全員安打を達成!【神奈川・相模湾】中毒者が続々

TSURINEWS

初挑戦の船カワハギ釣りを満喫(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

10月6日(日)、神奈川の相模原にあるフィッシング相模屋がカワハギ体験&講習会を相模湾で開催。この体験会はタックルをレンタルでき、「初めての釣りでも講師が同船するので始めやすい」との意見も多い。筆者はレクチャー役として参加してきた。

カワハギ釣り体験&講習会

当日の参加者は10人で、「船釣りはしているがカワハギは初めて」という人や、「船釣り自体数回目」の人。また、奥さんと一緒に参加し、カワハギ釣りにハマってくれるいい機会になればという人も。

6時に出船。まず、船上でタックルセッティング、仕掛けやアサリの付け方をレクチャー。基本となる釣り方を説明。

ポイントに着くとさっそく実釣開始。仕掛けを落として底を取り、オモリで海底をトントンさせながらアタリを待つ。

カワハギはエサ取り名人

3分ほどしてから、「アタリないですか?」と聞くと「何も感じない」という。「じゃあ、一度仕掛けを上げて下さい」と、エサの確認を促す。巻き上げた仕掛けには、エサが2つない。「あれ?ない」と、カワハギからの洗礼を受けている。

「あまり仕掛けを止め過ぎていると、カワハギは海中でホバリングしながらエサを食べることができるので、アタリに気づかない場合があるんです」、「今度はもう少し速く仕掛けを動かしてみて下さい」と教える。

カワハギ初挑戦で良型をゲットした池田さん(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

エサは簡単に取られないように丁寧に

次は、まめに仕掛けを動かし続けるよう指示。「アタリを感じましたか?」、「アタらない…」、「仕掛けを上げてみて下さい」。今度はハリにエサが全部残っている。

「ちょっと食べられているエサもあるけど、全部残っているのは動かし方が速すぎる」または「食べるための間がないんです」、「本命以外の魚に食べにくく、カワハギは食べられるようにイメージ」。いろいろ試していくようにアドバイス。

また、「エサ付けは焦らず、できるだけ丁寧に付けて下さい」。「速く仕掛けを落とすことより、簡単に取られないように、しっかり付けたほうが釣果に繋がります」と続ける。

カワハギ2度目の菅野さん(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

引きはカワハギ釣りの魅力

ここで、竿がダンッダンッダンッと叩かれるように曲がっていたのはカワハギ釣りが初めての梅津さん。「おそらくカワハギですね」と話しかけると、海面から出てきたのはやはり本命。サイズは大きくなかったが、その引きにビックリしていた様子。「結構引いた」とひと言。この引きも、この釣りの魅力。

引きの強さにビックリしていた梅津さん(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

カワハギが好むのは海底付近

船中ポツポツと上がるようになってきたが、今年はサバフグやキタマクラの猛攻がかなり激しい。参加者の用意してきたハリ数だけでは足りず、体験会用に準備してきたものを使用。

カワハギの反応が底のようなので、中オモリや集寄を数人に付けてもらう。「オモリを海底に着けた状態でオモリを揺すったり、弛ませてみたりして下さい」と教える。

カワハギ2度目にして27cmをゲットの岩下さん(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

カワハギを底から離す誘い方

すると、すぐに反応がでて竿が叩かれる。竿の曲がりから、「それカワハギじゃないですか?」と言うと、「おそらくカワハギです」と中山さん。本命の引きが分かってきたようだ。

しかし、上がってきたのは、紛らわしいゲストの定番・ベラ。釣り方はいいと思うので頑張って続け、「今度はカワハギ」と、嬉しそうに本命を取り込む。

カワハギ初体験の中山さん(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

平均5尾でオデコなし

終始ポツポツの食いでトップ8尾、平均5尾でオデコなし。

気になる奥様の感想は「早い段階でもう1回来よう」と、ご主人も嬉しそうな吉井夫妻が印象的だった。

初カワハギを手にした吉井さん(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

<週刊つりニュース関東版・平賀精一/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年11月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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