【かき氷食べ比べ2025】ココスの新フレーバー「キャラメルマキアート」が濃厚にして芳醇! これはもうケーキである
毎年新しいフレーバーが登場し、見開きのメニューにずらりと並ぶココスのかき氷。先日、強烈な刺激のチョコミン党かき氷をレポートしたが、それはフェアの第1弾に過ぎず、「ここからが本領発揮」とばかりに第2弾がスタートした。
レギュラーサイズのラインナップは新フレーバー「キャラメルマキアート」を筆頭に、人気の「しろくま」、色変でSNS映えする「ポップブルー」、定番の「いちご」「宇治金時」「マンゴー」の全6種となっている。
・新フレーバー「純氷ふわふわかき氷 キャラメルマキアート」(税込869円)
かき氷は一般的には「涼しげで」「爽やかな」食べ物のイメージがあると思うけれど、ココスのアイテムは毎年ひと味違う。新フレーバーの「キャラメルマキアート」も、ビジュアルからして存在感強め。
山にかかる雲のように鎮座しているのは「ふわとろホイップ」。スライスアーモンドと、サクサク食感のチョコフレークがトッピングされている。
氷は時間をかけて凍らせた「純氷(じゅんぴょう)」で、粉雪のようなさらさらの質感。スキー場で例えるならパウダースノーだ。そこにキャラメルシロップがこれでもかとかかっている。
トッピングと一緒に食べると氷の冷たさだけでなく、ホイップクリームのまろやかなクリーム感や、アーモンド&チョコフレークのサクサク感が入り混じる。まったく違った食感が口の中でマリアージュ。これはもうケーキ!
味変のための「別添えシロップ」はココスのかき氷の代名詞だ。今回はコーヒーシロップ、キャラメルシロップ、ミルクシロップが付属。写真ではわかりにくいが、どれもカップほどもある容器に、たっぷり入っている。「味が足りない」という事態には決してならないだろう。
シロップのない中心部分に到達し、虚無を感じ始めたら
シロップをとろりしてもいいし……
もちろん贅沢にも最初から使っちゃってもいい。
チョコソースに見えるけれど、これは前述のとおりビターなコーヒーシロップ。コーヒー・キャラメル・ミルクの配分はお好みで。後から気づいたのだけれど、公式では塩をプラスした「塩キャラメル」もリコメンド。やってみればよかったぁぁぁ!
パティシエが工夫を凝らしたひとつのスイーツとして楽しめるココスのかき氷。サラッとした氷だから、冷水のような刺激的な冷たさは感じない……と思いきや、いつまでも溶けにくく身体の芯から凍りつくような冷感が続く。
かき氷の終盤では、すべてのシロップやトッピングを混ぜて一体化させ、ジュースのようにする人も多いと思う。筆者も途中までは「ジェンガのように端から少~しずつ削る」食べ方だが、最後にはグチャグチャに崩して飲む。今回はその最終ステージでも個性が光っていた。
スムージー状になった最終形態が、ミロとかココアとかカフェオレみたいなホットドリンクの味! 濃厚にして芳醇、これぞキャラメルマキアート!!
・和モダンな「ミニ!黒みつきなこ」(税込539円)もいい
話は変わるが、ココスのかき氷にはレギュラーサイズとミニサイズがある。通常ミニサイズとはレギュラーメニューをサイズダウンして食べやすくしたもの……だと思うが、見慣れない顔があった。「ミニ!黒みつきなこ」だ。
これ、よく見たらレギュラーにはない。めちゃくちゃ気になる!
付属していたのは沖縄産の黒糖を使った黒みつ&きなこ。
白っぽく見えるけれどすでにミルクがかかっていて、初期状態でも甘くて美味しい。
上から黒みつをかけたら、そりゃあもう日本の夏!
嬉しいことに白玉つき。たっぷりの きなこ をまぶし、信玄餅のようにも食べられる。
なお、ドリンクバーでは期間限定で「かき氷にぴったりの梅昆布茶」を提供中。塩気があり、スープのような味わいの梅昆布茶で胃を温めながら、温→冷→温→冷のジェットコースターを体感できる。
ミニサイズは全6種(こぐま/黒みつきなこ/マンゴー/ポップブルー/いちご/宇治金時)で、フルサイズだと食べきれない人にもちょうどいい。ただし前述のキャラメルマキアートはミニがないので、そこだけ注意! 販売は9月中旬ころまでだ。
参考リンク:ココス
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.