南区 4団体が地域活動事例を紹介 交流会で横のつながり促進
南区役所から助成金を受けて活動したり、地域福祉保健計画を進める団体が成果を報告する「南区地域活動発表会・交流会」が2月24日、南区役所で開催された。
地域活動を実践する団体の発表から、活動のヒントを得てもらおうと毎年実施。六ツ川地区社会福祉協議会は、高齢者の食事会に徒歩での参加が難しい人のため、タクシー送迎を取り入れた事例を発表したほか、デジタル研究会は電子回覧板普及支援プロジェクト、京急つながりmamaはマルシェなどを通じた交流促進、「桜の町で♪」実行委員会は健康増進と交流を図る取り組みを紹介した。
また今回から、交流に重きをおき、発表後に意見交換などをする交流会も。コーディネーターを務めたNPO法人夢・コミュニティ・ネットワークの理事を務める時任和子さんは、「交流会で直接話を聞ける時間をつくることで、横のつながりが醸成できたのでは。それぞれ持ち帰るものはあったと思う」と話した。
発表会の配信動画は4月中旬ごろ、区ホームページで公開される。