【ネタバレ】『キャプテン・アメリカ:BNW』おまけシーンは追加撮影、「あくまでサム中心」と監督
(MCU)のエンドロール後には、マーベル映画にお馴染みのおまけシーンが用意されている。いよいよ『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(2026年公開)に向けて加速を始めたMCUのさらなる展開を予告するような内容だ。
米では、本作のジュリアス・オナー監督がこのおまけシーンの意図や裏話を披露している。
この記事には、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のネタバレが含まれています。
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追加撮影で撮られた?
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、エンディング途中に挿入されるおまけシーン(ミッド・クレジット・シーン)とエンドロール終了後に登場するおまけシーン(ポスト・クレジット・シーン)の二つが用意されることが多いが、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』はポスト・クレジット・シーンの一つだけ。サム・ウィルソンがラフト刑務所のサミュエル・スターンズを訪ねるという内容だ。
確率計算の天才であるスターンズは、ここでヒーローたちが「この場所」を守るために戦う未来がありありと見えると言い放ち、世界はここ以外にも存在するのではないかと、マルチバースの脅威を示唆する。実際に、2026年公開の超大作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』では、トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.が別ヴィランのドクター・ドゥームとして君臨する。
本作ではおまけシーンが一つだけになったことについて、ジュリアス・オナー監督は「この映画にとって何が自然なものに感じられるか」を考えた結果だと話している。「それは一つのポストクレジットシーンで、次に何が来るかを仄めかすということでした。あまり露骨すぎない形で仄めかしたかったのです」。
いきなり別のキャラクターを登場させたり、舞台を移したりすることはしなかった。「今作はサムを我らが新キャプテン・アメリカとして紹介するものです。それがこの映画の包括的な焦点でしたから、ポストクレジットシーンであまりたくさんのことを投げかけてしまうと、そのことから外れてしまうような気がした。今回の仄めかしだって、あくまでサムが中心的になるようにされていますから」。
なお、このおまけシーンは追加撮影中に撮られたものであることも、オナー監督の口から明らかにされている。「そういう意味で、全ては事前に計画されていた通りです。ポストクレジットシーンがどうなるかは、それまでわかっていませんでした」。
具体的にどのような内容にすべきかは、2023年の脚本家ストライキが終結してから検討されたものだったという。ストライキ期間中は脚本家らが一切の作業を禁止されていたため、当然ながら「何も動かなかった」。「だから、『サンダーボルツ*』が必ずしもどういうものになるのか、あるいは次の『アベンジャーズ』がどうなるのか、誰もわかっていなかったんです」。
「世界はここだけだと思うか?」ポスト・クレジット・シーンでサミュエル・スターンズが不敵な笑みを浮かべると、サム・ウィルソンは不安げな表情を浮かべる。新たなるリーダーとなったサムは、これからアベンジャーズを再招集し、未知の脅威に対峙しなくてはならない。『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は2026年5月1日にUS公開だ。
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