和装、妖怪衣装でパレード 旧東海道で和風カワハロ 「新しい川崎名物に」
東海道川崎宿を舞台にした、「和風ハロウィーン」が10月20日(日)、旧東海道で開かれる。「長年行われていたカワハロ(カワサキハロウィン)に代わる、新しい川崎名物として、さらにまちに活気を出したい」と主催者は張り切る。
和風ハロウィーンはこの日開催される「東海道川崎宿場まつり」(同まつり実行委員会/木村教義実行委員長)の一環。「カワサキ百鬼夜行練り歩きパレード」と銘打ち、砂子2丁目交差点から宗三寺前までの旧東海道の約430mを、和装や妖怪コスチュームを身に付けた人たちが練り歩く。沖縄芸能研究会も参加し「ジュリ馬行列」を披露。20人以上による踊りと10人程度で行う三線は圧巻のパフォーマンスという。ジュリ馬行列について主催者は「妖怪・ハロウィーンとは多少趣は異なるが、沖縄との交流の歴史は川崎のまちの受容文化の象徴であり、色とりどりの衣装が目を引く」と見どころを語る。
川崎区役所によると、旧東海道を全面通行止めにして行う初のイベント。パレードは午前10時30分から午後0時20分を予定。パレード通過後には大道芸などの路上パフォーマンスが行われる。宗三寺駐車場では昔遊びやお茶、版画の体験会のブースが設けられる。イベント全体の開催時間は午前10時から午後4時。関連イベント「東海道川崎宿スタンプラリー」も実施。
幸区民祭もイベント三昧の週末
10月19日(土)、20日(日)の川崎区、幸区内はイベント三昧の一日となる。東海道川崎宿場まつりのほか、川崎駅東口6商店街(東田アベニュー、平和通り、いさご通り、パレール、たちばな通り、仲見世通)合同イベント「いいじゃんかわさき」が各商店街と東田公園で開かれる。川崎ルフロン前では「連・連・連つなごう川崎」、六郷橋近くでは「六郷の渡しまつり2024」が開催される。銀座街は「秋祭り」を実施。19日には富士見公園がリニューアルオープンし、この日から「全国都市緑化かわさきフェア」が始まる。
幸区役所では「幸区民祭」を両日開催。同区で最も歴史のあるイベントで、例年約10万人が訪れる。今年は飲食など約60店超が出店。市制100周年を記念し、幸市民館では、幸区の懐かしい街並みを紹介する映像を放映。子ども向けエアートランポリンも設置する。