後輩隊員に暴行加え全治10日のけが負わす 陸自高田駐屯地の51歳1等陸曹を懲戒処分
新潟県上越市の陸上自衛隊高田駐屯地は2025年1月20日、後輩隊員に暴行を加え、けがを負わせたとして第2普通科連隊の1等陸曹(51)を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
発表などによると、1等陸曹は昨年3月2日、駐屯地内で後輩隊員の胸ぐらをつかんで突き上げるなどの暴行を加え、顔周辺に全治10日のけがを負わせた。後輩隊員が3月6日に部隊に報告して発覚した。1等陸曹は暴行を認めている。
駐屯地警務隊が調査を行った後、1等陸曹は昨年7月に書類送検され不起訴となった。2人は和解しているという。
第2普通科連隊長の末本紀彦1等陸佐は「このような規律違反は自衛官、社会人として絶対にあってはならないこと。今まで以上に隊員の服務指導を行い、このような事態が発生しないよう、徹底する」とコメントした。