『前橋ウィッチーズ』AnimeJapan 2025スペシャルステージ|魔女見習いたちを演じる5人の声優陣と杉田智和さんが作品のスゴいポイントを掘り下げた!【AJ2025】
バンダイナムコフィルムワークス(※サンライズ)原作・制作によるTVアニメ『前橋ウィッチーズ』が、いよいよ2025年4月6日(日)からTOKYO MX・BS11ほかで放送開始となります。
その放送を目前に控えた3月22日(土)、AnimeJapan 2025のWHITEステージにおいて、本作のキャスト陣登壇のスペシャルイベントが開催されました。
登壇者はメインキャスト陣から春日さくらさん(赤城ユイナ役)、咲川ひなのさん(新里アズ役)、本村玲奈さん(北原キョウカ役)、三波春香さん(三俣チョコ役)、百瀬帆南さん(上泉マイ役)、杉田智和さん(ケロッペ役)の6名。
放送開始の近づく本作を更に盛り上げるべく、物語や登場キャラクターたちの魅力をトークで掘り下げてくれました。
【写真】『前橋ウィッチーズ』声優陣が作品のスゴいポイントを掘り下げる!【アニメジャパン2025】
物語はゲストキャラクターたちとの人間ドラマが魅力に
和洋折衷の華やかな衣装姿のメインキャスト陣が「こんにちは!」と元気よく挨拶しながら登場。身に着けている衣装は作中の花屋の制服をモチーフにしたものなのだとか。
オープニングトークでは春日さんが初めてのAnimeJapan出演であることを明かしたり、咲川さんが会場に集まったファンを『前橋ウィッチーズ』の虜にすると語るなど、それぞれに作品へかける熱い意気込みを見せてくれました。
その後、まだまだ初々しいメインキャスト陣をフォローすべく、ケロッペ役の杉田さんを会場と声をあわせて呼び込みました。そんな杉田さんも含めた6名でここから作品紹介のコーナーへ。
本作はバンダイナムコフィルムワークス原作・制作による群馬県前橋市を舞台とした作品となっており、5人の女子高生たちが魔法の花屋を営みつつ魔女になるための修行をするといった物語。
本作における魔法は歌であり、歌って踊ることで人々の願いを叶えるという重要なファクター。作中ではキャラクターたちによるライブシーンが見られるそうで、この5人が魔女修行を通してどのような成長を遂げるのかにも期待がかかります。
その後は、5人が働く花屋を訪れることになるゲストキャラクターたちを紹介。最初のお客さんとなる膳栄子(CV:芹澤優)が進路に悩んでいることや、メインキャラクターの上泉マイとの関係が匂わせられた保坂優愛(CV:鬼頭明里)など、花屋を訪れることになるキャラクターたちは何らかの悩みを持っており、5人はそれを解決するために奮闘することになるそうです。
また、三葉凛子(CV:東山奈央)の紹介では、杉田さんから演じる東山さんがメインキャスト陣にアフレコで台本チェックのやり方を教えていたという裏話も。5人は初めてのアフレコかつ初めてのメインキャラクターだったことから、本当にありがたかったのだとか。毎回そんなゲストキャラクターと一緒に5人のひとりがクローズアップされるそうで、どんな物語が繰り広げられるのか楽しみになった方も多いことでしょう。
登壇者のみなさんが考える本作のスゴいポイントとは!?
続いて「ここがすごすぎ!前橋ウィッチーズ!」のコーナーが実施されました。こちらは本作のオープニングテーマ「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」になぞらえたものとなっており、本作のここがスゴいと思うポイントを登壇者たちがひとつずつ紹介していく時間になりました。
最初に三波さんから紹介されたのは「これでもかと出てくる前橋要素」。県庁をはじめ前橋の観光地や食べ物が作中に数多く登場することから、地元の人は懐かしさを抱き、まだ行ったことのない人は観光している気分になれるのだとか。
続いて咲川さんから「キャッチーな楽曲たち」がピックアップ。どの曲もメッセージ性が強いそうで、特にオープニングの「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」は中毒性が高いそう。また、集まったファンにも良かったら口ずさんでみてほしいと要望していました。
本村さんからは「キャラクター同士のドラマ」が上がりました。やはりキャラクター同士の人間ドラマも魅力になるようで、5人が働く花屋にお客さんとして訪れるキャラクターたちに共感できる部分がある人物を見つけてほしいとコメント。
「キャラクターデザインや衣装の可愛さ」を挙げてくれたのは百瀬さん。今回5人が着ている衣装が作中の花屋の制服をモチーフにしたものであることは先述した通りですが、ライブなどで着用する魔法衣装もそれぞれ個性が際立っているのだとか。また、杉田さんからはこれらの衣装を2次元を3次元にするにあたって、本来なら難しい部分もかなり再現されているとの気になる情報も。
そんな杉田さんからは、「ウィッチーズたちが役やキャラクターに向き合っている」との声があがりました。先ほど初アフレコ初メインキャラクターだったため東山さんからレクチャーを受けたとの話がありましたが、収録やイベント登壇にあたってみなさんキャラクターたちを大切に演じられているようです。
最後に春日さんが作中に登場する「小ネタの細かさ」に言及。自身の演じる赤城ユイナのセリフの言い方ひとつとってもこだわりがあることや、杉田さん演じるケロッペの服装を変えたりするところなど、いろいろなところにニヤリとできる小ネタが含まれているとのこと。
ひとりずつ魅力を紹介していったところで、そろそろイベント終了の時間に。放送情報などの告知をはさんで、集まったファンのみなさんへ登壇者がメッセージを述べました。
最後に杉田さんは誰かの幸せを称えることで自分の幸せも輝くとコメント。そんな人間ドラマが描かれることを期待させると、メインキャストの5人について既に楽曲やライブのレベルが高いと称賛。今から応援して古参になってほしいと作品への応援の声を寄せました。
いよいよ放送開始となる本作。歌やダンスといったエンターテインメント要素はもちろん、5人が働く花屋を訪れるお客さんたちとの人間ドラマも期待できることかと思いますので、ぜひ4月6日(日)からの放送開始をお楽しみに!
[文・胃の上心臓]