京都の専門店が作った「パインアメ味のデニッシュ食パン」を食べてみたら…愛を感じた
香ばしいデニッシュ生地と、しっとりとした食感が楽しめるデニッシュ食パン。大抵は普通の食パンよりもお高めだけど、ひと口食べただけでいいものだと分かるおいしさだ。
りんごとさつまいもの味やきなこもちの味など、様々なデニッシュ食パンが販売されているけれど……まさかパインアメ味のものまで存在していたとは。
【画像】パンのほかにもほっこりした気持ちになるものが入ってた!
・パインアメのパン
楽天市場で販売されていたそのパンの名前は「パインアメデニッシュ」。価格は商品代の880円と送料の660円を合わせた1540円だった。
なんでもこちらの商品、京都のデニッシュ食パン専門店「ANDE(アンデ)」とパインアメがコラボして生まれたものだそうだ。
関西ではパインアメが大人気で、その味をデニッシュパンで再現したい! と思い立って作られた商品とのこと。
筆者は以前関西に住んでいたことがあるのだが、言われてみれば確かにあちこちでパインアメを見かけた気がする。
パッケージも一目でパインアメだと分かるデザインになっており、パインアメへの熱い思いを感じる。さっそく開封してみると……
うおおお、めちゃくちゃパイナップルだ!! 一瞬にして、あたりにパイナップルの甘酸っぱい香りが漂った。食べる前から主張が強い。
中には厚切りのデニッシュ食パンが3枚入っていた。パン自体の量は控えめだけど、これだけ分厚ければ1枚でもしっかり満足感を得ることができそうだ。
手に取ってみると、表面はかなりしっとりしている。これまでに食べてきたしっとり系のデニッシュ食パンにはどれもハズレがなかったので、条件反射でワクワクしてしまった。
断面には黄色いマーブル模様が。よく見てみると、所々にパイナップルの果肉のような塊がある。
原材料名の欄を見てみるとしっかりと「果実加工品(パインアップル、砂糖)」と書かれていたので、おそらくこれがそうなのだろう。実物が入っているなら、香りが強いことにも納得だ。
それではいよいよ実食といってみよう。フルーティーな香りを吸い込みながら、パンを口の中に入れてみると……
マジでパインアメだ────!! パイナップルの甘みを濃縮したようなパインアメの味がそこにはあった。
果物のパイナップルには若干の酸味があるけれど、このパンではパンそのものの甘みも相まって酸っぱさをほとんど感じない。
果肉のシャキっとした食感が、しっとりふわふわの食感の中でいいアクセントになっている。
パイナップル入りのパンってあまり食べたことがなかったんだけど、なるほど……合うな。
この後、試しに家族にも勧めてみた。食べ慣れないお菓子の味のパンということで最初は少し抵抗があったようだが、ひと口食べた後はあっという間に完食していた。
わかる。そのくらいのおいしさだった。
・愛が強かった
正直、パンでお菓子の味を再現できるのかな? と思っていたけど……さすがの専門店クオリティだったな。
ちなみにこの味は、「何度も試作を重ねて完成した自信作」だそう。こだわりが半端ない……!
ということで「パインアメデニッシュ」は、関西の人のパインアメへの熱い愛を感じる商品だった。
なお、こちらの商品は2025年3月から2025年8月までの期間限定商品とのこと。時間はまだあるけれど、気になる方はお早めに!
参考リンク:楽天市場、PRTIMES
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.