丸山隆平『金子差入店』で映画デビューの新人・川口真奈に絶賛の声「見た瞬間、ちょっと震えるような表情を」
丸山隆平8年ぶり主演作!『金子差入店』
主演・丸山隆平、共演に真木よう子、寺尾聰を迎えた感動のヒューマンサスペンス『金子差入店』。アジア最大規模を誇る第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門<NEW CURRENTS(ニューカレンツ)>への正式出品を果たした本作が、5月16日(金)より全国公開となる。
このたび本作が映画初出演となる期待の新人、川口真奈の新たな場面写真と撮影現場でのメイキングカットが解禁となった。
今この時代に響く、魂を震わせる感動のヒューマンサスペンス
厳しい審査や検閲がある“差入”のルールを熟知した差入屋。様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある仕事だ。映画『金子差入店』では、そんな差入店を営む家族の絆と、彼らが巻き込まれる不可解な事件が描かれる。
差入店の店主を務める主人公の金子には、『泥棒役者』以来8年ぶりの主役を演じる丸山隆平。共演は、真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子、寺尾聰。監督はオリジナル脚本も手掛けた期待の新鋭、古川豪。主題歌は古川監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』シリーズで結んだ縁からオファーされたSUPER BEAVERの「まなざし」。この混迷の時代を懸命に生きる者たちへの熱い想いが込められた歌詞が心に響く。
罪を犯した人々や、その家族に対峙する金子。そこには不可解な事件があり、謎が渦巻き、胸を締め付けるドラマがある。誰も観たことのない設定で、人間の可笑しさと切なさ、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかける感動のヒューマンサスペンスだ。
圧倒的な存在感を監督が絶賛! 注目の新人俳優・川口真奈
母親を殺した男・横川哲(岸谷五朗)に面会を求め、毎日拘置所に通い続ける女子高生・二ノ宮佐知を演じたのは、注目の新人・川口真奈。川口は一昨年に行われた<第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン>で当時中学3年生ながら準グランプリを受賞し、本作で堂々たるスクリーンデビューを果たした。
彼女が挑んだのは、母親の死を機に声を発せなくなってしまった女子高校生という、リアリティと繊細な感情表現が求められる難役。「さまざまな役を通して多くの人を笑顔にできるような俳優を目指したい」と語る川口について、古川監督はオーディションの段階から圧倒されたそうで、非常に難しいシーンでも、「見た瞬間、ちょっと震えるような表情をしてくれました」と、新人とは思えない彼女の演技力を高く評価している。
このたび解禁となったのは、そんな川口演じる佐知の新場面写真とメイキング写真。儚い笑顔で振り返るシーンや、声を出せない代わりに「元気ですか?」と書いたメッセージを持ちながらまっすぐ見つめる場面、さらには古川監督と真剣に話す様子が収められている。あどけなさの残るまっすぐなまなざしと、秘密を抱えてどこか掴みどころのない神秘性はスクリーンでも多くの人を惹きつけるだろう。丸山や岸谷ら実力派俳優たちとの共演で、どのような演技を披露するのかにも期待が高まる。
演技への情熱と無限の可能性で見事に難役を演じ切り、鮮烈なデビューを飾った新進俳優・川口真奈の存在感にも注目の『金子差入店』は、5月16日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー