【京都初詣】巳年にぜひ詣でたい「ヘビの神様」を祀る『出町妙音堂』
2025年は巳年。そんな巳年にぜひ詣でたいのが「出町妙音堂」です。本尊の「妙音弁財天」はヘビの神様でもあり境内にはヘビの絵馬がいっぱいです。
「伏見御所の弁財天」の堂宇『出町妙音堂』
「出町妙音堂（でまちみょうおんどう）」は出町桝形商店街のすぐ近く、出町橋の西詰にあります。
出町桝形商店街がいつも賑わっているのと対照的に、境内は静かで心静かに落ち着ける場所となっています。
御本尊は弘法大師の筆と伝わる「青龍妙音弁財天画像」で、西園寺家から伏見宮家を経て、一時は東京に遷座しましたが、地元の皆さんの再三の請願でこの地に奉遷されたそうです。
出町妙音堂の弁財天は「京洛七福神」に列する弁財天としても有名ですが、伏見離宮で三代の天皇に祀られた霊像でもあることから「伏見御所の弁財天」とも称されています。
本殿には前立てとして写しが掲げられ、御本尊画像は奥の堂宇に奉安されています。
本殿をお参りした後は、ぜひ堂宇にもお参りすることをおすすめします。
ヘビの神様「妙音弁財天」
音楽や芸能、そして水の神で青龍の化身とされる弁財天ですが、出町妙音堂の弁財天にはもう一つ、ヘビの神様としての一面もあるそうです。
その為、境内にはヘビの絵馬が数多く掲げられています。
個性豊かで、可愛らしいヘビの絵馬もあり、絵画展のように鑑賞して楽しむことができます。
巳年の2025年にはぜひ参拝したい神社です。
新たな恋愛パワースポット「ハートの切りカブ」
出町妙音堂では境内の樹木を剪定した際、ハートの模様があらわれて話題となりました。
確かにはっきりとハートマークが出ていて、大切な人と二人で訪れるのにもピッタリです。
出町妙音堂を詣でた後は出町桝形商店街を散策したりと一日を有意義に過ごせます。
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか？
基本情報・アクセス
＜出町妙音堂（でまちみょうおんどう）＞
◇拝観時間
・08：00～17：00
・12月31日は24時間開門
・1月1日〜3日は7：00〜18：00
◇拝観料
・無料
◇所在地
〒602-0822
京都府京都市上京区青龍町266-3
◇電車
・京阪：出町柳駅より 徒歩4分
・叡電：出町柳駅より 徒歩4分
・京都市営地下鉄：今出川駅より 徒歩15分
◇バス
・京都市バス：葵橋西詰より 徒歩2分
◇駐車場
・ナシ
