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最優秀蔵元賞受賞「磯自慢」と東日本の食が融合! 高輪ゲートウェイで特別ペアリングを楽しむイベントが開催

舌肥

世界一美味しい市販酒を決める「SAKE COMPETITION 2025」において、静岡県焼津市の磯自慢酒造が「TAKANAWA GATEWAY CITY まちびらき記念 最優秀蔵元賞」を受賞した。これを記念した特別イベントが11月21日(金)より高輪ゲートウェイ駅にて開催中。

21日には、磯自慢酒造の代表・8代目蔵元の寺岡洋司氏らが登壇し、新酒の鏡開きセレモニーを実施。高輪ゲートウェイに集まった日本酒ファンの方々に、東京で一番最初に新酒「磯自慢 Standard 本醸造.新酒」が振る舞われた。また、22日から24日までの3日間限定で高輪ゲートウェイ駅構内2Fの「Eki Park」では、東日本・東海地域の特産品とともに、1日100本限定でTAKANAWA GATEWAY CITYオリジナルラベルの「磯自慢 特別純米」が販売される。

【12/15まで限定】「磯自慢」の魅力を引き出す特別なフードペアリング

「磯自慢」と東日本各地の食をじっくり楽しみたい方にオススメなのが、高輪ゲートウェイ駅南改札外3Fにある「MAISON CLASSIC SALON」で2025年12月15日(月)まで提供される、期間限定の特別なフードペアリングメニューだ。

期間中、提供されるのは「磯自慢 純米吟醸」と「TAKANAWA GATEWAY CITYオリジナルラベル 磯自慢 特別純米」の2銘柄。くどさのない爽やかな吟醸香と柔らかな甘み、後口の良い酸味を持つ「磯自慢」の魅力を最大限に引き出す、食中酒として理想的な組み合わせが提案されている。

「磯自慢」に合わせて提供されるのは、三陸の海の幸など東日本各地の選りすぐりの食材を用いたワンプレートメニュー。

・三陸産筋子の大根添え 青柚の香り
・蔵王麹漬けチーズ蔵「KÚRA」と干し柿
・笹蒲鉾 春菊 なめこ 菊花の和え物
・ばっけみそ胡瓜
・気仙沼鰹焼なまり節 里芋と梅干しのポテトサラダ仕立て

静岡から東京へ「磯自慢」が新幹線で到着! 鏡開きセレモニーで新酒の門出を祝う

21日に行われた新酒お披露目イベントでは、磯自慢酒造代表・8代目蔵元の寺岡洋司氏、SAKE COMPETITION実行委員長の長谷川浩一氏、JR東日本マーケティング本部の河合秀智氏が登壇し、新酒の鏡開きセレモニーが行われた。

セレモニーの冒頭では、酒の神様を祀り、杉玉発祥の地とされる奈良県の大神(おおみわ)神社で本イベントのために制作された杉玉が取り付けられた。その後、静岡県焼津市から東海道新幹線で輸送されたばかりの真新しい「磯自慢」が、JRの駅員の手によって運び込まれた。

新酒の門出を祝い、登壇者三氏が力強く鏡を割ると、会場には大きな拍手が鳴り響いた。

左から河合氏、寺岡氏、長谷川氏

セレモニー後の囲み取材では、登壇者が今回の受賞と日本酒の未来について熱いメッセージを伝えた。

今回の「最優秀蔵元賞」受賞について、寺岡氏は「日々の地道な酒造りへの情熱が認められた結果であり、大変光栄に思う。鉄道発祥の地である高輪で新酒をお披露目できるのも光栄なこと」と喜びを語った。さらに、日本酒ビギナーや若者に向けては、「メディアなどを通じて日本酒を知ってもらい、まずは一歩を踏み出して飲んでみてほしい」と、興味を持つことの重要性を強調した。

長谷川氏は、特に若者に向けて、日本酒が「米」からできていることに改めて言及。「今年は米が話題になった年。日本酒が米で出来ていて、秋に仕込み、冬に新酒が出来るという過程を知って欲しい。今回のようなイベントを通じて興味を持つ人が増えることを願っています」と、日本の食文化としての側面を伝えた。

JR東日本マーケティング本部の出川智之氏は、酒蔵が全国各地にあり、旅とお酒が密接に関わっている点を指摘。「今まで日本酒に触れてこなかった方、敬遠されてきた方でも気軽に日本酒を体験できる今回のようなイベントを全国で増やしていきたい。そして東日本の列車を使った旅にも繋げていきたい」と、日本酒と旅を通じた地域活性化への意欲を力強く語った。

最後に、磯自慢酒造専務取締役の寺岡智之氏は、日本酒のイメージについて言及。「若者の中ではワインはカッコイイが、日本酒は地味というイメージがあるかもしれない。しかし、日本酒も昔と比べて軽口、辛口、すっきりしたもの、重みがあるもの、微発泡のものなどかなり種類が増えてきています。気軽に楽しんでみて欲しい」と、多様化する日本酒の魅力をアピールした。

世界一の蔵元が手がける「磯自慢」の新酒を、東日本各地の逸品と楽しむことのできるこの貴重な機会は、日本酒ファンならずとも必見だ。日本酒ビギナーの方にもぜひ高輪ゲートウェイに足を運んでもらいたい。

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