出汁や旬の食材を使った料亭の味をお手頃価格で堪能 JR立花駅近くの『和食いち笑』で「いち笑御膳」を食べてきました 尼崎市
JR立花駅近くの立花ジョイタウンの地下1階に、ベテラン料理長の作る和食ランチが堪能できる『いち笑』(尼崎市)を見つけたので早速取材へ行ってきました。
駅の南口から出て目の前の建物にあり、エスカレーターを降りてすぐのところにあるので初めて訪れた方でも見つけやすいと思います。
店内は明るく清潔感のある雰囲気で女性一人でも利用しやすいアットホームな空間です。料理長は、旅館や北新地の和食店で47年経験を積んだベテラン料理人で、店長であるお嫁さんがお義父さんが作るお食い初めや家族のために振る舞う料理に惚れ込み、リタイアしようとしていたところを誘って和食居酒屋を2023年1月にオープンしました。
店名の『いち笑』は「一期一会で季節の食材や一度だけの時間を笑顔で美味しく味わってもらいたい」という想いを込めてつけられたそうです。
ランチには、唐揚げや焼き魚がメインのものなどたくさんあるのですが、お造りやだし巻きがついて一番人気の「いち笑御膳」を注文しました。
お昼からお造り3種・だし巻き・エビフライ・から揚げ・日替わりの小鉢・みそ汁・ごはん・自家製漬物といった豪華な内容の御膳で心が踊ります。
まずは、来店したらぜひ食べてほしいというだし巻きをいただきます。お箸で持ち上げただけでもふわふわ感が伝わってきて、一口食べるととろけるようなやわふわ食感で出汁の旨味が広がります。
溶いた卵を一度裏ごしするという一手間を加えているため、このようななめらかな食感が生み出せるのだとか。
本日のお造りは鯛、サーモン、ヒラマサで一切れがとても分厚く食べごたえがあり、魚によって切り方盛り付け方が異なり美しく職人技を感じました。
自家製のタルタルをつけていただくエビフライは、衣はサクサク、中の身はプリプリでエビ好きにはたまりません。
大きな唐揚げも和風の下味がしっかりついているので、ご飯が進みますし、自家製の漬物も塩味を抑え素材の味が活かされているので完食しました。
高野豆腐となすの煮物は、昆布や鰹でとった美味しい出汁がしみしみで心が落ち着き、料亭のような味わいを感じさせてくれました。
店頭にあるショーケースでは、リーズナブルな価格の和のお惣菜がずらりと並んでおり、1人暮らしの方や晩御飯の一品にも喜ばれています。どれもお店で食べられる本格的な和食がこんなに手軽に買えるなんて、主婦の筆者にはありがたく毎日でも買いたくなります。
同店では夏限定で「うなぎ祭」が行われており、鰻重やう巻きなどスタミナがつく鰻を堪能することができます。ランチタイムは、予約ができないため訪れたい方は早めの来店をオススメします!
店舗
和食いち笑
(尼崎市七松町1丁目1-1 立花ジョイタウン地下1階)
営業時間
ランチ 11:00~14:30(L.O.14:00)
ディナー 17:00~21:00
定休日
日・月曜日
TEL
050-1255-1072