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昨年の7人から2人増

日本野球機構（NPB）は14日、2024年度のフリーエージェント（FA）宣言選手を公示した。有資格選手111人のうち、海外FA宣言したのは巨人・菅野智之投手（35）と広島・九里亜蓮投手（33）の2人、国内FAは阪神・大山悠輔内野手（29）、ソフトバンク・甲斐拓也捕手（32）ら7人で計9人だった。15日から所属球団含む全ての球団との交渉が解禁となる。

海外FA権を行使した巨人・菅野はMLB挑戦意向を表明済み。同じく海外FA宣言した広島・九里もメジャー挑戦に意欲を燃やすが、MLB球団との交渉が不調に終わった場合、国内複数球団による争奪戦が展開される可能性もある。

国内FA権を行使した阪神の主砲・大山やソフトバンク・石川柊太（32）も複数球団による争奪戦となる様相だ。ソフトバンク・甲斐と中日・木下拓哉（32）の主戦捕手2人の去就にも注目が集まる。

7選手がFA宣言した昨オフは、楽天・松井裕樹投手がMLBのパドレスと契約したのをはじめ、西武・山川穂高内野手がソフトバンク、広島・西川龍馬外野手がオリックス、オリックス・山﨑福也投手が日本ハムと、計4選手が移籍。DeNA・石田健大投手、ロッテ・田村龍弘捕手、西武・平井克典投手の3選手が残留した。

今季FA宣言した選手とそのランク（推定）は以下の通り。

■海外FA
巨人　菅野智之投手　A
広島　九里亜蓮投手　B

■国内FA
阪神　大山悠輔内野手　A
阪神　原口文仁内野手　C
中日　福谷浩司投手　C
中日　木下拓哉捕手　B
ソフトバンク　石川柊太投手　C
ソフトバンク　甲斐拓也捕手　B
楽天　茂木栄五郎内野手　B

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記事：SPAIA編集部