「もう本当にずっと暴力、シビれる2時間」呂布カルマが“体力使う”映画『モンキーマン』の魅力を語り尽くすインタビュー映像解禁
呂布カルマ×『モンキーマン』特別インタビュー映像
『ジョン・ウィック』シリーズ製作スタッフ×ジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』『NOPE/ノープ』)がタッグを組んで激プッシュする、主演デヴ・パテル(『スラムドッグ$ミリオネア』『LION/ライオン ~25年目のただいま~』)の監督デビュー作『モンキーマン』が、全国の劇場で絶賛公開中だ。
パテルが構想に8年を費やし、全米でも大ヒットを記録した本作。このたび、あらゆるメディアで活躍するラッパーの呂布カルマが、その魅力を流石のワードセンスで語るインタビュー映像が解禁となった。
呂布カルマが“リアル”を感じた『モンキーマン』の魅力とは?
数々のラップバトルで優勝を果たし、近年はバラエティやコメンテーターとしても活躍している呂布カルマ。今でこそ日本を代表するラップスターとして知られている呂布だが、名古屋の地下<アンダーグラウンド>出身で“言葉を武器に這い上がってきた“というキャリアを持つ。
このたび解禁となった映像では、ある種同じ境遇である主人公のキッドがどん底からのし上がり、復讐を果たすために魅せる“激しく、生臭さく、シビれる”アクションの魅力を、独自の目線で語り尽くす内容となっている。
「観ていて“痛い”と感じる」「他とはちょっと違う」
インタビュー映像で、「もう本当にずっと暴力。インドの熱い、生臭い、埃っぽい雰囲気というのがずっとあって、痺れる2時間。体力を使う映画です」と本作の魅力を語る呂布カルマ。
さらに「他とはちょっと違う」と力強くコメントするのは、観る者にリアルな”痛み“さえも体感させてしまうほどのアクションシーンの数々だ。呂布は本作を「痛みが残る映画」と表現し、「観ている人が”痛い”と感じるシーンが多い。Mな人向けだと思います」と独特の表現で絶賛している。
「ハリウッド映画では出てこないスラムの景色。その中を闘っていくシーンが印象深い」
呂布に本作で印象に残ったシーンを聞いてみると、キッドが”悪の巣窟“として登場するナイトクラブから抜け出し、オートリキシャ(※トゥクトゥクのような三輪バイク)に乗りながら、架空の都市ヤタナの市街地で激しい戦いを繰り広げ、逃げていくアクションシーンを挙げる。
「日本人には見慣れないくらい汚いスラムが登場して、ハリウッド映画では絶対に出てこない景色でした。その中を闘っていくというシーンは印象深いです。僕もインドに行っていた経験があるので、あぁ、この感じ! という風になりました」と、世界観の完成度にも言及した。
デヴ・パテル演じる主人公のキッドが持つ魅力については、「”寡黙”というところじゃないですか。僕は寡黙な主人公が好きなんで。ひとつの目的に向けて寡黙にずっと努力をしている奴、みたいなところは好きです。あと単純に見た目もカッコいいです」とコメント。さらに、本作で使用されている音楽について「インド映画で使用される音楽は明るいものが多いと思うんですが、『モンキーマン』は鬱屈としたシリアスなインド音楽を使用していて好みでした」と振り返った。
『モンキーマン』は全国の劇場で大ヒット公開中