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20回目の地酒と食の祭典にぎわう 「越後・謙信SAKEまつり」上越市高田本町商店街で開幕

上越タウンジャーナル

今年で20回の節目を迎えた新潟県上越地域の地酒と食の祭典「越後・謙信SAKEまつり」(同実行委員会主催)が2025年10月18日、上越市の高田本町商店街で開幕した。日本酒を中心に30蔵元と飲食店など50店以上のブースが立ち並び、おちょこを片手に飲み比べを楽しむ人でにぎわった。19日まで。

《画像:初日から多くの人出があったSAKEまつり(2025年10月18日午後1時頃)》

上越市と妙高市の21蔵元をはじめ、糸魚川市、佐渡市、小千谷市、弥彦村、長野県、福島県のゲスト蔵9蔵が参加。このうち26蔵元の試飲ができるほか、日本酒やワイン、クラフトビール、クラフトジンなどの販売もある。試飲グラス代は1日3000円、2日通し4000円。

《画像:試飲グラスに酒を注いでもらい飲み比べを楽しむ来場者》

歩行者天国となった会場には高田名物の「するてん」やくびき牛バーガー、おぼろ汁、揚げかまぼこ、モツ煮、餃子、ラーメンなど酒のつまみにぴったりな出店が並び、商店街の飲食店も店先で商品を販売した。初日の午前中から試飲ブースを中心に混み合い、祭り限定酒「車懸(くるまがかり)」には長い行列が出来た。

《画像:上越地域の飲食店などのブースが立ち並ぶ会場》

正午からは雁木通りプラザで乾杯式が開かれ、祭りの実行委員会や中川幹太上越市長ら関係者が鏡開きを行った。竹田成典実行委員長は、開催20回の節目に感謝し、「こうしてつなげてこられたのも多くの皆様にご協力いただいたから。ゆっくり楽しんでいただき、お気に入りのお酒を見つけてもらえたら」とあいさつ。最後に集まった来場者と共に「乾杯」と声を合わせて杯を突き上げた。

《画像:関係者が鏡開きを行った》

《画像:声を合わせて乾杯した来場者》

今年は20回記念として、イレブンプラザ(本町4)前に酒だるが積まれたフォトスポットが登場したほか、直近1年間に二十歳を迎えた人を対象に試飲代を割り引く「元服祝い」が、コロナ禍前の2019年以来6年ぶりに復活した。中止期間を含め過去6年間に二十歳となった人は試飲代が1日1000円となり、上越市寺町2の21歳の男女は「(割引があり)ラッキーだった。日本酒を飲み比べたことはなかったが、蔵ごとに味が全然違う」と驚きながら味わっていた。

《画像:元服祝いを利用し飲み比べを楽しむ若者》

《画像:参加蔵元の四斗だるが圧巻のフォトスポット》

上越市出身の妻に誘われ栃木県日光市から初めて訪れたという会社役員の男性(54)は「大勢の人がいて驚いた。一軒一軒特徴のあるお酒で、酒蔵の人と会話できるのがいい。地元のものを食べたい」と話していた。

18日は午後7時まで、19日は午前10時から午後4時まで。

越後・謙信SAKEまつり - 新潟県上越市で開催される上越のお酒とグルメが大集合するイベントです。( https://www.kenshinsake.com/ )

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