平塚中郡薬剤師会 行政連携で有事も薬供給を 齋藤昌久会長
新年明けましておめでとうございます。
昨年の元日の能登半島地震や、夏には地元の自治体でも台風10号の水害等がありました。当薬剤師会では防災部会の活動も活発になり、1月には能登町へ岡本薬局の桐生先生が現地活動に向かいました。他にも3月に「ひらつな祭」、平塚市医師会防災訓練参加(岡崎地区)、二宮町応急救護訓練、大磯町災害時医療救護研修会に参加する等、地域と密着した活動を実施しました。特に医師会防災訓練では災害時のお薬手帳の重要性をお話しできました。また各行政と提携している防災協定の中で有事時の薬供給を行っていきます。
夏休みの土日には「キッズ薬剤師体験」を20回開催。子供達に薬剤師の仕事体験を通じ、理念と業務、さらに薬の大切さを理解してもらえたのではと思います。オーバードーズ、薬物乱用のニュースが多い中、幼少期の教育の大切さを強く感じます。各学校薬剤師も学校での薬物乱用教室は依頼があれば対応しています。11月には平塚駅での献血業務のほか「大磯チャレンジフェスタ」への参加、12月には医師会のご協力を仰ぎ糖尿病をテーマにした市民公開講座を開催しました。今年もかかりつけ薬剤師・薬局として信頼され、地域に貢献できるように努力して参ります。