映画『白雪姫』プレミアム吹き替え版声優・吉柳咲良さん、JO1 河野純喜さんインタビュー!
3月20日(木)に公開された映画『白雪姫』。1937年に世界初の長編アニメーションとして製作された『白雪姫』は、88年の時を経て新たなミュージカル映画として実写化。4年の歳月をかけて完成させた今作のプレミアム吹替版声優は、白雪姫役を吉柳咲良さん、白雪姫の運命の人ジョナサン役をJO1の河野純喜さんが務めます。公開に先駆け、吉柳さん、河野さんにUHBアナウンサーの柴田平美がインタビュー。声優初挑戦のお2人に今作に対する思いを聞いてきました!
吉柳咲良さん、JO1 河野純喜さんインタビュー
―――まずは、プレミアム吹き替え版声優に決まったときの気持ちから教えてください。
吉柳:私は、白雪姫のオーディションを受けていた時にも「夢に見る」という曲を歌わせていただいていたのですが、ずっと白雪姫などのプリンセスというものに対して憧れがあって夢見てきたので、白雪姫がこの作中で「夢に見る」という曲を歌うと、少し自分とリンクする部分があって、あの時夢に見ていて、遠い存在だった役と自分を重ね合わせて歌える感じがしてすごく嬉しかったです。それくらい小さい頃から夢見てきたので、本当に念願が叶ったなという気持ちでした。
――河野さん、ジョナサン役に決まった時の気持ちを教えてください。
河野:僕もすごく長い期間をかけて練習していたので、このオーディションに絶対に受かりたいという気持ちがありましたし、オーディションで、劇中歌を歌っている段階から本当に心躍るといいますか、この曲に自分の声を乗せられたらどんなに幸せだろうということをイメージしていました。本当に決まった時は、もうやばかったですね。(笑)叫びましたし、やったぞ!という気持ちでした。
―――「口笛吹いて働こう」などおなじみの楽曲から「夢に見る」など壮大な新曲まで色々な楽曲が出てくると思いますが、吉柳さんが歌う時に意識したことはどんなことですか。
吉柳:白雪姫を演じているレイチェル・ゼグラーさんの歌声が本当に素晴らしくて、何度も何度も聞き込みました。レイチェルさんの歌い方の癖やニュアンスをなるべく大切にしながら、自分としても歌えたらいいなと思っていたので、何よりも原音の楽曲の良さを大切にして歌いました。
―――河野さん、ジョナサンは白雪姫を勇気づける運命の人ですが、演じる時に気をつけたことはどういうことですか?
河野:白雪姫のすごく大切な役で、寄り添って一緒に歩いて導く存在です。声にも余裕があって優しさに溢れていたので、大人のトーンにしながら、優しく余裕を持つということを意識しました。“優しい姿勢”を大切にしましたね。
―――声優の仕事は初めてということですが、難しかったこともたくさんありましたか?
河野:めちゃくちゃありました。映像を見て、原音を聞きながら声を入れるのですが、その映像にタイミングを合わせるのもそうですし、トーンも距離感も、本当に色々なことを意識していたら、今度は滑舌が良くなかったりして…。本当に色々と時間をかけて大切に、大切に、何回も挑戦して作ったので、良いものが撮れたかなと思います。
―――手応えを感じたぞ!という瞬間はありましたか。
河野:数日かけて撮ったのですが、初日に撮ったものを2日目、3日目で総入れ替えしたんですよ。それは、「日が経つごとにジョナサンになっていって、どんどん良くなっているからこういうことが起こるんだよ」と言われた時に、「いいんだ、良くなってきているんだな」と感じました。
―――最後に、もし今、白雪姫の“願いの井戸”が目の前にあったら何を叶えたいですか?
吉柳:私は、“どれだけ歌っても壊れない声帯をください”って思います。そして、どこまでも歌える音域のある、もう最強・無敵の声帯をどうか私の喉にください!と心から願うと思います。
河野:うわー!一緒です。声帯、強い声帯がほしいです。(笑)
作品情報
公開日:2025年3月20日
監督:マーク・ウェブ(『アメイジング・スパイダーマン』)
音楽:パセク&ポール(『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』)
出演:レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
プレミアム吹替版声優:吉柳咲良(白雪姫)、河野純喜(ジョナサン)